政治を変える鍵は地域にある

2007年1月10日 23時09分 | カテゴリー: 政治を変える

議員は特権でも職業でもない

「4月に選挙があるの?」と尋ねられることがよくあります。今年4月に東京都知事選挙と都議補欠選挙、22日に統一地方選挙があり、7月は参議院選挙です。政治なんて誰がやっても同じ、とあきらめの声を伺うこともあります。でも、そのあきらめが思うつぼです。支持率下がりっぱなしの安倍政権、内輪の不祥事には全くお構いなく、教育基本法、労働法制、男女平等、防衛省昇格…戦後構築された歴史が急ピッチで塗り替えられようとしています

握ったこぶしは、決して水に流さないで。メディアがこぞって取り上げる「劇場」の茶番に振り回されるのはやめにして。今年は政治を変える絶好のチャンス到来なのです。市民のスタンスに立った人を選んで、税金の使い道をきっちり見届けて、政治を変えるのは、本当にひとりひとりの市民の判断、地域の力なのですから。情に流されるとその代償は4年間に及ぶことに。

市民の権利のひとつ、直接請求も昨年12月議会でたった1票差で退けられてしまった東村山市ですが、20年度までの緊急財政対策の真っ只中にも拘わらず、東村山駅西口再開発の滑り出しを「決めた」瞬間に、現市長細渕氏は、来年の市長選には出馬しないことを明らかにしました。えっ!って感じです。確かに市長を変えたい、という声は高まっています。でも、大きなつけを後に残してさっさと降板とは、早業です。つまり、先日の「住民投票条例」直接請求を僅差で否決させておいて、自ら提唱した再開発の経営責任を果たさずはしごをはずすというのか、花道を演出させたというのか、実に不愉快な市民不在の姑息なチームプレイを見せてもらいました。今こそ、あきらめないで市民力を結集しなければならない時です。

しかし、その市長でさえ、自分の3期12年を「充分やった」と自己評価しています。DV防止・被害者支援をいち早く緒につけた鳥取県の片山知事も来期は勇退です。3期12年、充分な時期です。これ以上同じ椅子に座ることのデメリットは、福島県、和歌山県、宮崎県の知事の汚職や談合の事例だけみても明らかです。生活者・ネットワークは、首長だけでなく議員を特権化、職業化しないために、最長3期12年で交代します。議員を交代した後は、議員経験を活かした地域を豊かにする役割が待っています。西東京市の生活者ネットワークのローテーションが昨年12月の市議会議員選挙で市民の評価を高得点で得たことは、嬉しいことでした。
市民の権利を今年は存分に活用し尽してほしいと思います。(大塚恵美子)