春を見つける空堀川沿いの毎日

2007年1月30日 02時33分 | カテゴリー: まちづくり

移動は自転車、10キロ疾走、2キロもやせた!

東村山市内を流れる空堀川、夏に水質調査や水辺の生き物調査をし、秋には武蔵村山まで源流を訪ねるミニハイクを楽しんだ1級河川だ。10年以上前には、水質が悪いことで知られる川だった。
ここ数年で、下水道の完備に伴い、市内を横断する空堀川のおよそ5.5kmが親水型の工法によって整備されてきた。護岸を自然の形に近づけつつ、川幅を広げ、両側に遊歩道が整備された。場所によっては、都道に出たり、線路をくぐったり、とバラエティに富んでいるが、おおむね安心して散歩や自転車での往来を楽しめる、水辺空間となった。
水質の方は、まだ課題も多いが、遊歩道を含む機能と景観は向上し、ハクセキレイやカモ、サギなどの鳥も頻繁に見かけるようになった(まだカワセミを見たことはないけれど)。
一部車道に出る箇所に車止めや、起伏があったりする点が、全面的なバリアフリーではないため、スウェーデンで見た介護予防の一環として親しまれる「健康の道」とまではいかないが、車椅子や乳母車の方々の行き来も目立つ。
これからも、車が主役ではない道路、歩く人や自転車での行き来が楽しくなるような道の整備や考え方が望まれる。

私の家は、市内の西南に位置する馬頭橋という橋に近く、ほとんど毎日、その橋から最長は、清瀬市に隣接する市内の北東部まで、サイクリングで移動する。川に沿った移動だけで最長5.5km、往復10km以上となるが、快適! 合理的だし、適当なスピードも出せ、とっても気分に合っているので、一緒に活動するメンバーとの待ち合わせも大抵は空堀川にかかるいくつもの橋のうちのひとつで、となる。「明日は、マリア幼稚園の橋ね」とか「三角屋根の消防署の橋でね」なんて感じ。
どちらかが、少々遅れても、水の流れを観察し、遠くに見える青梅の山々を眺めたり、青い青い空に飛行機雲を見たり、全く退屈しない、待ちくたびれない。
そして、川の周辺に蝋梅や白い梅が咲いているのを見つけるのだ。毎日確実に日が延び、日暮れもゆっくりとなり、山々のシルエットが美しい夕焼けや残照を見る時もある。ああ、やっぱり春になるんだ、風は少々冷たいけれど。(大塚恵美子)