学校給食費は持参方式で徴収100%

2007年2月11日 01時40分 | カテゴリー: 子ども・教育

ネットがすすめてきた取組みも含めてふり返る給食

このところ、文部科学省の調査を踏まえ、小中学校の給食費の滞納が取り沙汰されている。都内でも児童・生徒の0.8%が未納といわれるが、東村山市の学校給食費の徴収率は100%だという。都内で、100%は唯一だそう。東村山以外では、納入方式が口座振込みだが、当市の場合、持参方式によって成果をあげているとのことだ。
小学校では、210円・230円・250円/日と学年によって1食あたりの額が異なり、1ヶ月ごとに3600円から4200円を持参し、先生と事務職が集金にあたる。中学校では、「弁当併用スクールランチ方式」をとっている。持参のお弁当か外注のランチボックスのいずれかを選択する方式。1食300円をプリペイドカードで支払うとのこと。防犯対策として、警察は、持参を歓迎してはいないようだが、持参という古くからの方法が効を奏している。就学援助や給食費の減免措置もあるが、払えるのに払わない保護者がいることが問題視されている。持参方式だと子どもに、いやな思いをさせたくないという親心が働くというわけなのだろうか。
当市の学校給食も変遷を重ねたけれど、現在は、小学校15校中7校が市直営の自校方式、8校が業者に調理を委託する方式で、15校全校に栄養士が配置されている。中学校の選択方式も2001年から順次導入され、現在では全7校で実施されている。食材納入に関して食材選定基準が設けられ、食品添加物の取り扱いに関しては、「十分配慮を願う」、共通事項として「遺伝子組換え食品を避け、国内製造品、または国内品を優先すること」とある。これはネットの取組みの成果といえるが、やや曖昧ではある。
給食牛乳に関しては、3年前に学校給食会と牛乳業者の意向により、びん牛乳から紙パックの形態に移行している。ごみの問題からも紙パックに優位性はない。国立市、小平市、日野市では学校給食会を通さない方法で独自のルートを探り、びん牛乳での提供を選択しているが、当市では実現されていない。
生活者ネットワークを立ち上げた16年ほど前には、ネットの提案が実り、何校かで、残さいの堆肥化をすすめてきた経過がある。
今まで数回、小学校の給食をいただく機会があったが、私の子ども時代より数段おいしく、メニューに工夫があると思った。
しかしながら、給食の時間が10分もない、というのでは、「食育」の名に恥じることに。子どもたちには、たくさんの楽しい食の時間を迎えてもらいたい。やっぱり食べることは命を育むこと、元気がうまれる基ですものね。(大塚恵美子)
〔写真は、おままごとのお弁当〕