ご近所の空堀川に「ワンド」を発見

2007年3月7日 07時28分 | カテゴリー: 環境

毎日のように、通過する空堀川の遊歩道。その中でも馬頭橋から浄水橋の間の川岸が、水に親しめるように自然を生かした整備がされている。ゴイサギやハクセキレイなどが頻繁に飛来する。カワセミの姿もよく見られると聞く。

その川岸に数ヶ月前から気になるものを見かける。杭が打たれ、水の流れを引き込むような囲いが。なにかな、とずっと思っていたが、わかったのだ。それは「ワンド」というものだと。市内で発行されているミニコミ紙に、その「?」の姿が掲載され、ワンドの解説が載っていて、ワンドとは、川の本流から引き込まれた人工的な入り江のことだと知った。その記事を書かれたのは、河川の環境保護に取組むNPO「空堀川に清流を取り戻す会」の代表の方だった。よく存じ上げる同じ町内の方で、先日もこの川沿い遊歩道でばったりお目にかかった。双眼鏡を首から下げられ、お連れの研究者の方と観察されていたらしく、「ネットの方です」と、私を紹介して下さった。
しばし、川談議、空堀川自慢をしてしまう。

環境に配慮した河川工事のひとつといえるワンドの整備だが、再び水草が生え、魚や水生昆虫が戻り、棲みかとなり、川が生態系にとっての多様性を取り戻すためのしくみらしい。
小さな謎が解けて嬉しいきもち。またひとつ、川が身近になった。今年の川辺の調査も楽しみになる。もうじき、横の浄水場の高度浄水処理施設の工事も終わり、見事な桜が咲くだろう。目もこころも浮き立つ本物の春はもうすぐそこに。(大塚恵美子)