水俣からのおくりもの・甘夏

2007年4月7日 00時05分 | カテゴリー: 食の安全

この季節は、甘夏の季節でもある。水俣の「きばる」という生産者グループの甘夏を毎年食べる。甘夏のニュースが入ると、それだけで結構さわやかな気分になる。
水俣病を引き起こした水俣湾の海を追われた漁民の人たちが、段々畑で甘夏を手がけ、工夫によって減農薬の甘夏に取組むまでの話を、甘夏を手にする時期に思い出す。「公害の被害者が農薬を使うことで加害者になってはいけない」との思いで、丸ごと食べられる安全な甘夏を育て続けてきた。除草剤や防腐剤、ワックスも使わないから、見かけはぶつぶつしているけれど、安心して皮まで食べられる。でも、私は不精だから、ピールやママレードが大好きだけど、自分でつくるなんてことは最近滅多にない(自慢のように聞こえるが)。でも、よくしたもので、この季節は、あちこちからジャムやピールがやって来る!ああ嬉し!でも、ピールは、今年一回きりありついてないんだけれど・・・懐かしいな徳ちゃんちのお母さんのピール・・・
でも、ママレードは、祥子ちゃんが作ってくれたし、建夫さんからも頂戴した。もちろん、両方とも水俣の甘夏だ。おいしいっ。
建夫さんのママレードは特製、なんたってスコットランドのシングルモルト・ウィスキーBowmoreというのがたっぷり入っている、かなりたっぷり。朝食べるのに、少々気がひけるくらい、なんてね。スコットランド製のシングルモルト入りママレードの空き瓶を使っているとこも、おしゃれ!両方の瓶とも、残り僅かなので、記念撮影しておいた。誰かおかわり頂戴との下心を込めて。
でも、地球温暖化の影響か、大雨と日照りという熱帯性気候のような気象変化が起きていることを生産者は実感している。私たち消費者も。私たちの日常の営みの有り様が、安心・安全な食べ物を手にいれることと直結しているということだ。(大塚恵美子)