「会派視察 Part1」豊中市の商店街活性化は、市民の手で

2007年7月9日 01時04分 | カテゴリー: まちづくり

7月2日「民主・生活者ネットワーク」3人で豊中市へ

大阪府豊中市では、「B−FLAT」という名称の空き店舗対策・商店街活性化の様子と、男女共同参画推進センター「すてっぷ」を見学。
豊中市は人口38万人、東村山よりかなり規模の大きな住宅都市だ。平成5年から、まちづくり条例に基づき「豊中駅前まちづくり推進協議会」を設立。H11年には協議会有志が「(有)豊中駅前まちづくり会社」を設立し、音楽によるまちづくりをコンセプトに活動開始。H17年には駅に近い商店街の空き店舗を「B-FLAT」としてリニューアルオープン。会員500名が教室やギャラリーとして活用、身近なコミュニティビジネスの拠点となっている。10坪程度の店舗で、外から中の活動がよく見え、宣伝効果が高い。
訪問した時間は、フラダンスの教室で、生徒が9人。赤ちゃん連れの生徒さんも乳母車を教室内にいれてお稽古している。壁やテーブルには、展示販売の手作り品が並ぶ。私もビーズのペンダントヘッド(1000円)を即購入(桁がひとつ違って見えると褒められる!)。
商店街の腰があがるのを待つのではなく、利用者側が発起し、拠点をつくることで、人の出入りが多くなり、商店街も元気になる。「B-FLAT」だけにとどまらず、アートフェスティバルや参加型ミュージカルをこの夏も開催予定。理事の矢島さんは、エネルギッシュにスポンサー捜しに奔走したらしい。
昨年まで、市の地域事業担い手育成のための補助事業を委託。年4回の講演会やセミナーも事業委託されている。クリエイティブな拠点づくり→人が元気に→ずっと住んでいたいまちづくりのパートナーとして独立した活動を展開する「B-FLAT」、補助金に縛られず、とっても自由な感じ。

男女共同参画推進センター「すてっぷ」は、駅ビルにある利便性から利用者が多く、情報ライブラリーにも、男性の姿も目立つ。デートDVなど若い人への性と体の相談事業や、再就職や女子学生就職支援セミナー、ハローワークの仕事紹介などがよく利用されている様子。「すてっぷジャーナル」という機関紙の発行は、市民スタッフと財団スタッフの協働作業。東京ウィメンズプラザのように「場所貸し」に終わらないのが羨ましい。現在、館長不在、というのがちょっと心配かな。ワンフロアでもいいから、女が元気に知恵を出し合える拠点が当市にも必要だ。(大塚恵美子)
〔写真 上は、「すてっぷ」のキッチュな人体模型りんと。下は、「B-FLAT」八島さん及びフラダンスが終わったところ、乳母車には赤ちゃんが〕