定例議会閉会 「沖縄戦」めぐる意見書を決議!

2007年10月19日 11時42分 | カテゴリー: 平和・憲法など

9月4日から10月17日まで44日間の長丁場、会期中に決算委員会が組み入れられた初の議会だった。最終日の17日は、注目の「淵の森」対岸緑地公有地化のための7371万円を含む補正予算5億6000万円を可決。その中には、「くめがわ電車図書館」車体のアスベスト除去費用1000万円も含まれ(除去工事は11月下旬頃から3ヶ月間を予定)、身近な案件だけに、ちょっとハラハラしてしまった。
来月に契約が交わされる「淵の森」対岸緑地は、「淵の森保全連絡協議会」がボランティアで維持管理にあたることが協議された。都市計画公園用地でも緑地指定地でもない「淵の森」が保全されることにあらためて質疑があった。市長は、柳瀬川の自然護岸が残るほぼ唯一の場所として評価し、また11年前の「淵の森」公有地化に1億4000万円(所沢市もほぼ同額)を拠出し、宮崎駿さんからの3億円の寄付と合わせて取得した経過から、また今回についても、「連絡協議会」から2500万円の寄付があることなど総合的に勘案し、「公金投入の価値あり」と判断したと明確に答弁。今後、今以上の市民のネットワーク化に期待したいと思う。紆余曲折があった懸案事項の決着となり、心底ほっとした。
特記したいこととして、「『沖縄戦』をめぐる教科書検定の見直しを求める意見書」が全員一致(退席2名)で決議できたことが大きい。3月の文部科学省による来年使用の高校歴史教科書5社7冊の沖縄戦での自決に触れた記述を「軍の命令、強制と断定できない」とする検定意見と教科書の修正について、沖縄県議会、沖縄全市町村議会オール会派が「撤回を求め、記述の回復を求める」意見書を決議した。9月28日、空前といわれる11万人参加の沖縄県民大会の怒涛のような意志を見た時に、市民からの陳情、請願はなかったが東村山でも声を上げたい、と意見書を起案した。会派の議員提案として取組み、議論を経て全体化できたことは、恣意的に進行する歴史の封殺や曲解を許さない東村山市民の姿勢を示した、と自負し、議会の小さくとも大きな一歩として評価している。(ネット初?の起案となった意見書は、東村山ネットのHPに掲載)
その他の議案採決では、現在進行中の西口再開発事業・公益施設の管理運営を設置条例が未制定な段階で、プロポーザル入札によって指定管理者を置く、という条例制定案に対し、ランニングコスト総額から指定管理者の収入となる利用料を差し引いた分もまた管理委託費として事業者の収入となること自体が「丸投げ」に等しく、「公益」に適うものと判断できないことから反対した。国民健康保険条例の一部改正についても、高齢者の格差を更に拡げることにつながりがちであることから反対。一般会計決算については、緊急財政対策の最中、突出した2つの再開発事業費の偏在に異議があり、反対した。
今議会の傍聴ありがとうございました。とても励まされました。第4定例会は、12月4日開会予定、また傍聴にいらして下さい。(大塚恵美子)
〔写真は、我が家の沖縄・名残のブーゲンビレア〕