宿題やテストの前に読みたくなるよね、ミステリーとか

2007年12月3日 02時28分 | カテゴリー: 本の楽しみ・図書館・学校図書館

つくづく性格は直らない、と思う。特に逃避癖。宿題やテストの前になると、お片づけ、あるいは本を読む、そう特にミステリーのように止まらないやつ。わかっちゃいるけど、やめられない・・・
4日から議会、7日は一般質問。夜は資料を読んだり、原稿書きをするのだけれど、なかなかはかどらない。大体、構想(エラソー!)やら考え事の時間の方が圧倒的に多い。
パソコンの前で考えるのも飽きちゃうと、家人の寝静まった階下へ降りていって、お茶を淹れる、チョコレートなぞ口にいれる。
ダイニングの横の読みかけの本などが積んである中から一冊。最近、借りた本だが、ちょっと古い本で「ベルギー風メグレ警視の料理」。やまうずらのひなのキャベツまき、子牛のブランケット、モカケーキ…メグレを読んだ人なら、夫人がつくる手料理の話を印象的に思うのでは。解明した事件の、犯罪を犯させた背景に目を向けるメグレ、そのメグレのつかの間の平安を思い出させる、そんな本です。
なんてったってメグレが一番好きかも。2番目はストックホルムのマルティン・ベック警部、3番目はロンドン郊外のフロスト警部、番外で検屍官スカーペッタ、特に刑事ものが好きかも。ああ全部古い。「このミステリーがおもしろい」という類の雑誌から選ぶこともあるけれど、やっぱり古いものが好き、ということになる。
パリ司法警察局勤務のメグレ、住まいはリシャール・ルノワール通りだ。1989年に夫と初めてパリに行ったのもメグレのせいである。メグレのパリを歩きたかったからだ。死体が浮いたりするサンマルタン運河やモンマルトル、ピガールなどへ行きたかったし、メグレの好きなカルヴァドスなぞ呑んでみたいじゃないの。9月に出かけた、その旅の最中に、作者のシムノンが亡くなったのだ!不思議でしょ?そういう廻りあわせなの。
ミステリー好き、中学生の時にシャーロック・ホームズを読み始めた、もちろんテスト前だ。あまりに好きで、自分がワトソンになった小説!も書いてしまった。同時に江戸川乱歩も読みふけるが、トイレにいかれなくなる…その後もお定まり、クリスティ、エラリィ・クインと続き、近年は、宮部みゆきより桐野夏生が好きかな。でも、これも超古いが中井英夫の「虚無への供物」が忘れがたい。
ああ、また時間稼ぎしちゃった。この季節になるともう一度開きたくなるオコンネルの「クリスマスに少女は還る」思い出すだけでせつない…どこにあったかな。あっ、もうやめときます。(大塚恵美子)
〔写真は、ミステリアスな上野国立博物館前の黄金色の夜景〕