電車図書館は春までお休みです

2007年12月9日 21時10分 | カテゴリー: 本の楽しみ・図書館・学校図書館

アスベスト除去工事のため

美住町のグリーンタウン、黄色い西武電車の車体で、40年間、子どもの文庫活動を行ってきた「くめがわ電車図書館」ですが、車両全体に断熱材としてアスベストが使用されていることがわかり、9月議会で約1000万円の除去工事費用がつきました。工事にまつわる全てのことが終了するのが、3月末までかかることがわかり、12月から3月まで(予定)電車図書館はお休みすることになりました。
昨日、約5000冊ある電車図書館の本を、ダンボール箱につめる作業をしました。ここ数年は、電車図書館のお手伝いは、ほとんど何もできなかった状態だったので、短い時間でも、久しぶりに、文庫仲間と一緒に活動できたことが本当に嬉しく、楽しいものでした。実行委員会を組んで、段取りしてくれた仲間に感謝です。
アスベストを除去するための専門的な工事で、アスベストを飛散させないように電車の車体全部をすっぽり囲んだ作業となります。中の本も備品も全部一時避難させる必要があり、それらは、箱に入れられ搬送されて、富士見図書館に保管されることになりました。
電車図書館の本たちは、100までの番号がうってある棚に並んでいます。その棚ごとに、ダンボール箱に納め、識別しやすい通し番号つきの荷札をつけます。ひとつの棚の本がひとつのダンボールに入りきらない場合も多く、2時間の作業で、座席や床に積まれ、並べられた箱は120以上に。ひと仕事終えたあとの電車図書館の棚は空っぽ、なんだか淋しいような気がします。
本はひっそりと箱の中で、「冬眠」です。それぞれの箱の中は、どんなファンタジーが行き交うのでしょう。
そして、まもなく工事に入る電車図書館はお休みに。多分、桜の咲く4月に再スタートできることと思います。
子どもたちやグリーンタウンにお住まいの方々の安全と万が一の場合に備えたアスベスト除去工事ですが、工事内容の周知と説明のための会が12月17日頃に、市の主催で開かれる予定です。
安心・安全のための工事を終えて、また、春にお会いしましょう。(大塚恵美子)