一般質問を終えて

2008年3月7日 08時50分 | カテゴリー: 政治を変える

3月3、4、5日に一般質問が行われた。私自身の質問は、4日に終え、中盤の常任委員会、行財政改革特別委員会、そして終盤の予算委員会へと続く折り返し地点のような感じだ。

最初に食の安全。第一義に民間委託が進行する学校給食だが、各校配置(小学校)の栄養士と「食材選定基準」があれば、本当に安全は確保されているのか。これは、やはり今、聞かなければ、ダメ押ししなければ、の課題であった。しかし、ほとんどが国内産食材を使い、加工品は用いず、手作り、とのことであるが、それをチェックできるしくみがないのだ。食品安全を確保する行政の取組みに食品安全委員会を、と提案。答弁の中で、市長が「研究していきたい」といったのはいいが、期限なしで研究されても・・・来年チェックしてみよう。再質問で、安全の確保に直営栄養士の配置が意味のあることで、今後も譲れない、ぶれないか、を市長に質すと「聖域はつくらず、退職者不補充あり」との答弁。これは、調理の民間委託を全校に広げようとする市長の方針と合致し、安全のタンポもなくなることを意味する、かなり意味の深い答弁となる。早めに地雷を踏んだ感じだ。

次は、地球温暖化の課題山積の廃棄物、資源循環の問題。エコオフィスプランでは、CO2削減目標が−12%、その根拠や具体的削減策を聞く。どれもぱっとしない答弁となる。生ごみの資源化の目標値と取組みの拡大を聞くが、処理コストの違い(堆肥化1400円/㎏、焼却42円/㎏)を楯に「目標値を立てられる段階ではない」と。この1400円の詳細が聞ききれなかったが、これからも可燃ゴミの56%を占める生ごみの徹底した削減に取組む気配がない。今や、生ごみの資源化に向け企業の動きが活発になり、大きな潮目を迎えていることに鈍感すぎる。容リプラとして回収されたうちの10〜15%が不適物であることから、無駄なコスト、つまり払い過ぎのコストを聞き、「874万円も無駄が出ており、啓発に努める」というが、後追いと検証が必要だ。レジ袋削減も市内共通ルールを流通業者の84%が求めている数字から、業者まかせではない行政のリーダーシップで、事業者との共通テーブルづくりを提案、「検討につとめる」とのこと。300億枚、CO2換算で180万tのレジ袋の削減で処理経費は大幅に減り、事業者もコストは大きく浮き、温暖化対策効果は大なのだ、今すぐにでも進めるべきではないか。それから、小金井市の可燃ゴミ受入れも、8月の小金井市と国分寺市の契約を目途に今年も支援したいとのことだ。本当に減るのか温室効果ガスCO2.・・・

最後の項目は、児童クラブの状況。大規模化と71人問題に手をつけられないまま、初めて全入を拒否、41人の待機児が出た、しかも新1年生が24人も。障害児は希望外への入所が1、2名ある。一体この子どもたちは放課後をどうするの?と再質問するが、答えになっていない。22年には、障害のある子どもと放課後の居場所を結ぶスクールバスの廃止が予測される、特別支援教育を具現化するアクセスの保障を質すが「福祉と教育の連携で取組む」とおざなりな答弁だ。不利益を埋める手立てをなぜ講じず、教育にコストを第一義に持ち込むのか、全く納得できない。そしてその責任を保護者が参画する児童育成計画推進部会に過大な期待と責任を負わせる意図はどこにある?と質すが、「一定の理解をいただいており、責任を押し付けるつもりではない」と。
一般質問の後には落ち込む。整理していても落ち込む。この原稿を書くまでにもちょっとした勇気がいる。もちろん力不足だ。でも行政が何に向き合うのか。「聖域なき」コスト削減だけに向いているのが、とにもかくにも残念だ。(大塚恵美子)