回田児童クラブ満員御礼につき!

2008年7月5日 02時03分 | カテゴリー: 子ども・教育

只今91人、七夕に何を願う?

市内の学童クラブの中でも最大児童数の「回田児童クラブ」に伺った。回田ふれあいセンターの複合施設となる児童館回田分室と「はなれ」の2ヶ所に91人の児童が通っている。3時に伺い、続々と通所してくる子どもたちとおやつの時間、片付けと自由遊びの時間を見学させてもらう。本日は78人の子どもが来ているそうで、超満員!おやつの温野菜とゼリーを15の班にわかれて賑やかに食べる子どもたちのエネルギーに圧倒される。
本来40〜45人の規模だったらしいことは室内の広さとロッカーの数を見てもわかる。今や倍の数の子どもたちが入所し、稼働率(?)もよく毎日75〜85人が放課後を過ごす。斜面に建つ本館の上手にある市所有の民家(6畳2間・4畳半)と渡り廊下、庭を「はなれ」として使用している。回田小から離れた場所にあるこの児童クラブの外遊びの場所は、狭い専用庭とふれあいセンター前の児童遊園(こちらも広くない)の2ヶ所で、児童遊園は独占できるわけではない。室内も外も溢れんばかりの熱気だ。
正規職員2名、再任用・嘱託2名、アルバイト5名の計9名できりもりし、子どもたちの活動に合わせ、本館、はなれ、児童遊園の3ヶ所に人手をさく。その合間に「れんらくちょう」に記載し、おやつの準備、ひとりひとりの子どもの通所時間・退所時間、お迎えの有無などを記載した綿密な「帰宅時間一覧表」に目を通す。七夕の短冊を書く子どもに対応し、質問に応え、視察の私たちともやりとりしてくださる職員さんたち。
子どもたちが元気で明るく、建物もしゃれた感じのいい児童クラブだが、とにかく狭い。はなれは、夏場は暑く、冬場は寒い。雨降りや光化学スモッグの発生した日などは、全員が室内で過ごさなければならない。必然的にけがも多いと聞く

市内の待機児童が80人、そしてあと2年で、70人を超す大規模学童クラブに補助金が適用されなくなる、いわゆる「71人問題」をどうするかが自治体に問われている。早急に第2学童を設置するのか、補助金をいらない、とするのか重要な課題であり、この8月までに、市長は、児童クラブの課題に考え方を示す、としている。建設を決断された場合でも、定員増の児童クラブすべての立地条件や形態が異なり、どこにどのように建てるのか、建設中はどのように過ごすのか、の大きな課題への即答も難しい難問だ。いずれにしても、現状のままでは子どもの安全確保が危ぶまれる。子どもの安心な放課後の居場所づくりに、知恵を合わせたい。(大塚恵美子)