東村山駅西口再開発工事現場を視察

2008年7月16日 13時04分 | カテゴリー: 政治を変える

昨日15日、市議会で「西口再開発事業」の現場視察をした。
駅前のやや東部分から元ボーリング場跡地までの3万㎡が再開発ビルと駐車場棟だ。竣工は来年6月末日、96.4M、26階建てとなるビルは、現在11階までの躯体が出来上がっている。隣接の駐車場棟は、6階建てとなるが、現在はまだ地面が掘削されている途中だ。
再開発組合理事長の山口さんのご挨拶の後、ヘルメットに長靴履きで、再開発ビルの工事現場に入る。工事監理は三菱地所設計、実際の工事は東亜建設だ。「コープ東京」の店舗となる1階は、補強のコンクリート柱が目立つ広い空間で、エレベーターの箇所、階段など、おおまかな造りがわかる。天井は高く6Mほどある。
駅から直接つながる2階部分は、半分が市の公益施設としてコンベンションホール、会議室、市民広場が入ることに。残りの2分の1は店舗となる。5階から26階までの居住階へのアプローチは別に確保されている。コンベンションホール部分は開口部が広く、明るいが、駐車場ビル(6階建て)が隣接してしまうそうでなーんだ、と拍子抜け。打ちっぱなしのコンクリート柱や、はりは艶のある高密度のコンクリートが使用されていると聞く。
3階部分が公益施設だ。6月議会で指定管理者として「東京ドームグループ」が指定された健康増進施設となる。カフェ、リラクゼーション、スタジオ、と説明を受けるがまだ区分けがされていないのでイメージは沸かない。最上階の26階までつながる非常階段が建物の真ん中に設置されている。順々に高層階まで資材を運び、取り付けるクレーン搭が伸びる。自ら上階へ上階へと伸びていく構造らしいが、解るような、解らないような。駅前から伸びる道路と家々の屋根がすぐ真下に見える。
その後、相羽建設が手がける地下駐輪場上の駅前広場のための人工地盤築造工事、西武グループが手がける1500台収容の地下駐輪場工事も見学する。ちょうど半分、第1期工事が完了したことろで、第2期工事のための掘削が始まるところだ。

既成事実というのはすごい。もう既にまちの相貌が変質してしまった。1ヶ月に1フロアが着実に増殖していく。これでいいのかな、多くの市民の利益と思いに適うプロジェクトなのかな、とやはり疑問がつきまとう。クレーンが稼動する真下の道路は狭い、大型ダンプなどの往来は限られた時間内となるが、クレーンが動く下を化成小学校の児童を含めた市民が行き来をしている。今までにない大型事業だけに安全に対して祈らずにはいられない。工事に携わる100人もの方々、市のご担当の仕事には敬意をはらうものだ。しかし、ビルの老朽化、スラム化が顕著となり始めた今、将来的なグランドデザインの必要性を今更ながら考えずにはいられない。(大塚恵美子)