江戸川散歩 元気な市民力を拝見

2008年8月2日 11時52分 | カテゴリー: まちづくり

東京・生活者ネットワークの新人議員(年齢は新人とはいえない私も)は18人、その仲間たちと、わいわいがやがやかしましく江戸川区内のさまざまな分野の活動を見学に。

・「小松川市民ファーム」は、生活者ネットワーク事務所と隣り合わせの部屋を拠点に1998年からスタートした市民活動の協働事務所。10のNPOや市民団体が有機的に繋がりあう元気な地域拠点。拠点の日常的管理人は生活者ネットワーク、魅せつけられた市民力。

・「エコメッセ江戸川店」は、環境まちづくりNPOが運営するリユースショップ。都内に「水・緑・木地 元気力発電所」の愛称の12店舗がある。江戸川店の壁面には、75Wが発電できる太陽光発電パネル(50×60cm位)と次世代バッテリー「キャパシタ」2機が取り付けられている。太陽によってつくられた電気がバッテリーに蓄電され、夜間のLED外灯に使用されている。ショップでは、皆さま、的確な品定めの上、420円くらいのジャケットやブラウス、アクセサリー、帽子、下駄などお買い上げ。私は210円のコサージュをゲット。

・「すくすくスクール」は、73校すべての小学校で展開する全児童対象の放課後事業。年間の出生児の数が都内で2番目に多い江戸川の子育てを地域の参加で見守り、推進する取組み。国の「放課後子どもプラン」は江戸川の取り組みをモデルとしたとされる。
今回訪問したのは船堀第二小学校。児童数891人、25クラスの大規模校だ。学童クラブの登録児(育成料月額4000円)132人と一般登録の児童500人を合わせたのが「すくすくスクール」。登録率は低学年を中心に70%。夏休み中の当日は100人の子どもたちがきていて、登録区分には全く関わりなく一緒に活動していた。校舎内の「すくすく」専用スペースや図書室、図工室などの特別教室、校庭を自由に使用している。運営体制は、各学校の「すくすく」ごとにクラブマネージャー1名、サブマネージャー2〜5名、プレイングパートナー4〜8名が地域、学校との調整、安全管理、育成指導、見守りを行う。その他、自主的な集まりの「サポートセンター」が応援団として機能している。
年間予算額は、約8億2000万円で9割の8億円が運営する人たちの報酬、人件費(区常勤職員給与費は除く)だ。全校発足の2005年に組織を教育委員会に1本化することにより、校舎の使用、細かな連絡体制など学校との連携はスムースにいくようになった。福祉と教育の二系統の縦割りによって生じるミスマッチは概ね解消されたようだ。しかし、全児童対策としたことで、学童クラブの意味が希薄になってはいないか、疑問は残る。今後の学童クラブの行方が気にかかる。
既存の児童館6館は、「すくすく」の全校実施に伴い、「共育プラザ」として中高生の居場所としてリニューアルオープンし、午前中は未就学児が使うなど柔軟な取組みで活発な利用状況だと聞いた。これは、お見事な展開か。

・「高齢者住宅 ほっと館」は、あっ、紙面がない。という訳で次回「特別号」で。(大塚恵美子)