防災備蓄倉庫には何が備えられているの 

2008年8月26日 00時01分 | カテゴリー: まちづくり

まもなく防災週間、今週末の8月31日には、青葉小学校で総合震災訓練が行われる。この機会に防災備蓄倉庫を見学させてもらうことにした。
小・中学校を生活必需品供給拠点として、避難所生活者を対象に最低限必要な見回品の供給を行うこととしている。生活必需品は小・中学校22ヵ所と規模の大きな富士見文化センター1ヵ所の併せて23ヵ所に分散備蓄されている。今回は八坂小の備蓄庫を見せてもらった。
校庭の隅にある備蓄庫の外見を見ることは多いと思うが、中はかなり狭い。災害救助法に定める基準で、避難所生活者数を11000人と想定し、2日分の食料を備えている。3日目以降は、炊き出しを想定している。乾パンは、食べにくいことから現在は備蓄されず、白粥、炊き込みご飯(アルファ米)、クラッカーが積まれている。製造日と賞味期限が、はっきりわかるようになっていて、期限が近くなったものから交換あるいは震災訓練に活用される。
その他、水、粉ミルク、哺乳瓶、組み立てトイレ、着替用テント、赤ちゃん・大人用おむつ、生理用ナプキン、ローソク、ポリタンク、毛布、マット、投光機などが整然と積み込まれている。足りない場合は、市内のスーパー、米穀店、山崎パン、トラック業界などと調達の協定を結んでいる。
しかし、少々疑問がわく。粉ミルクはあっても、どうやって分ける? やかんも熱源もなければお湯はどうやって沸かす? お粥もお湯がないと使えない。器や箸やスプーンもないとね。ローソクはあっても、ライターやマッチはない。薪があるそうだが分散はされていない。トイレットペーパーも分散されていない、これは即、困る。トイレも足りないだろうし、誰にとっても使いやすいものではないし。避難所として学校の体育館が指定されているから、給食室もトイレも使える想定であるらしいけれど。耐震化工事が半分きり進んでいないことが気になる訳で。
オムツや生理用品は、「賞味期限」はないからか、入れ替えはされていないようだけれど・・・
生活行動のパターンをシミュレーションしてみると、何が足りないかがわかる。
防災会議や地域防災計画づくり、避難所行動マニュアルの策定に、女性の参加をもっと促し、女性の視点の活用が必要だと思った。
震災訓練の準備で多忙な中にも拘わらず丁寧な説明を戴き、見えてきたものがありました。ありがとう。(大塚恵美子)