麦を蒔く

2008年11月18日 00時01分 | カテゴリー: まちづくり

今日、「久米川ふれあいセンター」近くの久米川町3丁目の川島さんの畑に小麦「あやひかり」の種を蒔いた。
昨年、美住町の関田さんの畑で育てた小麦「農林61号」の収穫祭を8月に行なった「東村山を元気にする市民協議会」(代表:高木範夫さん)が、新たな畑を探し、今年は、川島さんの畑約100坪に小麦を蒔くことになった。11月には、種蒔きをしなければならないのに、手伝わせてもらえる畑探しに難航していた様子なので、ようやく「間に合った!」。ほっとして、昨日の雨で柔らかくなった土に、ふやかしておいた種を蒔く作業に参加した。

私自身は役所での仕事があって、1時間遅れで参加。当初の予定は昨日の日曜日、雨で急遽中止となり、本日に延期となった。長靴と軍手で駆けつけてみると、今さっき宮本さんが帰ったよ、ということで、川島さん、高木さん、そして私の3人で残りの作業をした。初めてに近い種蒔き、つくづく楽しかった。
前もって畝をたててある畑に東京都の畜産試験場から分けてもらった有機肥料をまき、足で土をかけ、川島さん手製の簡易ローラーのようなもので上をならしていく。その後、種を蒔いていく。計ってもらった種をぱらぱらと、先ほどの肥料を入れた土の上に蒔いて歩くのだ。もう一度、足で土をかけてやりながら。なんと、理にかなった合理的なやり方。ふかふかの土の上を歩くだけでも気持ちがいい。

1時間ほどで作業も終わり、畑の真ん中でこれからの予定など話し合う。12月か1月には、畝の間に植えてあるえん麦のように「あやひかり」も双葉を出す。そうしたら麦踏を数回することになる。その頃は霜柱が立つかしら。有機肥料には、草の実も混ざっているため、春になれば雑草取りも何回か行なうことに。
畑の変化が楽しみだ。市民協議会メンバー(大募集中)以外にも、近所の方も子どもたちも何かの作業を一緒にやれたら楽しいと思う。いつもの畑が違って見えるはずだから。
川島さんのお宅の周りには、紅葉した立派なけやきの樹が何本もある。落葉はきが大変な季節になったとのこと。今は、落葉焚きも近隣の迷惑、ということでやれず、落葉は秋水園へ。廃棄物ではなく、大地に循環する資源のはずなのに、悩ましい課題だ。樹はみんなのもの、大地のものというコンセプトが共有できない現代は淋しく、なかなか突破することばをもてない。

憧れの麦蒔きは、ミレーの「種蒔く人」…岩波書店のシンボルマークでもある…のように広大な大地におおらかに豪快にやれたわけではないけれど、土の上での畑作業は本当にわくわくする、成長を追う次回も楽しみ。いつの日か、あっちでもこっちでも小麦畑が増えるといい。(大塚恵美子)
【写真は、種蒔きを終えて、高木さんと】