足元は大地 なんてファンキー!FESTA in VINYL!

2008年11月24日 16時56分 | カテゴリー: 日々雑感

昨日23日は上天気、ちょっとした小春日和。練馬・大泉学園の白石農園ビニールハウスでクレズマありトラッドありロックありのすてきな音楽祭が開かれた。

なんと11回目の開催のこのFESTA、「風のがっこう」というふうにも知られる白石農園のビニールハウスが会場だ。サックスの梅津和時さんの「こまっちゃクレズマ」や「シュンブンのミ」、「KATSURA MAZURKA」、ギターのいわのりさんとのデュオとか、なんかいっぱいのしあわせな音楽祭。

うまそうに並んだキャベツや白菜、ネギやカリフラワーや小松菜やニンジンやカブやらの白石さんちの畑、体験農園の真ん中のビニールハウスはお陽さまに暖められ、まことにファンキー!な音の洪水とおいしい匂いに満ち溢れる。家族連れ、友達連れ、小さな子どもたちもいる。大地の香りの中の日向ぼっこの音楽祭なんて、ほかにあるかいな?
東欧のメロディ、ロマの音楽、ズンタッ、ズンタッタとビニールハウスに並べられたビールケースの椅子の上に腰をおろし、豊かな黒い大地に長靴でリズムをとる。
絶妙かつ炸裂のサックス、クラリネット、アコーディオン、バイオリン、チューバ、ギター、ドラムス、ピアニカ、そして唄、歌、詩、うた・・・ああきもちがいい。あたしゃ、ご機嫌だ。
キース・リチャーズが好きな誰かさんとか、トム・ウエィツがお気に入りのあの人みたいにトークの中で音の好みもわかってしまう。

12時から4時まで、「LA毛利」という畑の中のレストランと伊勢屋さん提供の食べ物、飲み物もたっぷりあって、ジャガイモのキッシュ、コロッケ、白石農園自慢の卵やハムがフィリングされた堅いうまいパン、チキン、ひまわりの種がぎっしり入ったパテ、スモークされた魚貝のおつまみ、果ては卵かけごはん!、ベルギービール、ワイン、ハーブティ。聴きながら食べる、呑む、唄う、リズムで体が動く、また食べる…まんぷくよ。
最後のお決まり、梅津さん、多田葉子さん、張紅陽さん、松井亜由美さんら「こまっちゃクレズマ」楽隊がサックスやアコーディオン、バイオリンを鳴らしながら通路を踊りいく、ヤヤヤ、ヤーヤヤ、ヤヤヤ、ヤーヤヤ〜めでたく大団円。

一緒に誘い合わせた仲間うちでも、25年ぶりの「シュンブンのミ」の生・小川美潮の高く随意に転調する彼女の歌声に思いを募らせ、即座にCDをゲットした人も。
この一年、早く逝ってしまった人がミュージシャン仲間にも私たちの周りにもいる。聴こえるかい?時を超えて。
白石農園+梅津和時のプレゼンツ、しあわせの邂逅これは大地の恵か、いいな白石さんの豊かな発想、えっ?来年も12回目やるんですって?よかった、よかった。ぜひこれを読んだあなたも来年の今頃は、ファーマーズスタイルでビニールハウスの極上の休日を!!!(大塚恵美子)