一般質問その1「特別支援教育推進計画第2次実施計画に向けて」

2008年12月8日 00時50分 | カテゴリー: 子ども・教育

説明に終始、こころに響く答弁はなかった

発達障害を含めた子どもたち一人一人の教育的ニーズを把握し、生活や学習上の困難を改善、克服するための適切な教育や支援を行なうのが特別支援教育だが、浸透したとはいえず、支援体制も、教職員、保護者の理解もまだ不十分。「子どもの権利条約」、「障害者権利条約」を尊重し「完全なインクルージョンという目標」に配慮した第2次実施計画に向けた見直しを期待する。
●特別支援学級(固定学級)の課題について
①現在、小学校4校、中学校2校に設置されている固定学級、従来の知的障害学級だが全校設置でないため、学区外、遠距離からの通学を余儀なくされている。特に2校にきり設置されていない中学校特別支援学級の生徒数は増加傾向にあり、指導体制や教室の確保等に課題が生じている。新たな学級増設の検討は?
A: 中学校では増加で推移していたが、来年度12名減と想定。状況を見ていく必要があり、具体的検討はまだ進めていない。
特別支援教育コーディネーターが全校に配置されているが、保護者等に理解されていない。役割と、校内委員会の実質的な機能と課題について
A:豊かな教職経験、信頼されている人物、必要な支援のできる人材、エリア学校・関係機関と調整の取れることなどを考慮して校長が指名。情報収集・整備、保護者との相談窓口、巡回相談員・担任への支援、校内調整。理解・啓発。副籍、校内委員会の調整。
校内委員会の機能と課題は、状況把握、ケース会議、個別情報の収集など。情報収集、専門家との連携の強化が課題。

就学相談と入学前の就学時健診は、どのように関連し、また当事者の意思の尊重、理解や選択は充分されているのか。入学後のフォローは万全に行なわれているか。
A:就学相談は希望者申し込みで一人一人の教育ニーズを保障するため充分な聞き取りをし、意向を充分受け止め支援している。就学時健診とは、直接関係していない。その後のフォローは継続的な面談などで支援している。
④就学前からの引継ぎによる「就学支援シート」のモデル事業の進捗状況と本格実施に向けた課題について。
A:19年幼稚園1園、20年幼稚園2園、保育園1園で順次拡大。課題は専門機関との連携。
⑤「特別支援教育推進計画」では、欠かすことのできない支援体制のひとつであるスクールバスの見直しがH22に計画されているが、その理由を再度、確認する。
A:交通費の補助などを行い社会性を身につけ自力で通学できるように。しかしながらバス送迎が必要な児童がいることも実情と承知し、柔軟な対応が必要と認識している。
⑥小学校の固定学級4校中3校で利用されていると聞くスクールバス利用の実態、ニーズについて知らなければ見直しもできない。どのように当事者にアプローチし、把握されてきたのか。
A:保護者の申し出で21名が利用されている。ニーズについてはこれから調査を。
⑦登下校、児童クラブへの送迎を見直し、あるいは万が一廃止の意向であるならば、身近な学区の固定学級の増設、もしくは学校へ通うという当たり前の手段、移動を保障する代替手段が構築されなければならない訳だが、どのように検討されているか。受け皿が整わないうちに廃止という乱暴なことはないか
A:バスを必要とする児童がいることが実態なので、環境が整うまでは議員のいう通りだ。⇒廃止しない、ときっぱりは言わないが、代替手段なしで廃止はないということ。