「美住町にもコミュニティバスを」懇談会

2009年2月23日 12時05分 | カテゴリー: まちづくり

私が34年住んでいる美住町の9つの自治会(登録自治会は30?)から昨年12月以来同じ文面で「コミュニティバスを一日も早く走らせることを求める請願書」が出され、私も紹介議員となっている。請願は環境・建設委員会で審議中だが、3月議会を前にH16年から活動されてきた「美住町に循環バスを走らせる会」を中心に、議員との懇談会が開かれた。
少子・高齢化の社会状況の只中で、自由に出かけられる足の保障を願う30人を超す地域の方々と、私を含め5人の議員(山口議員・清沢議員(共)、鈴木議員(自)、伊藤議員(公))が参加され、2時間意見交換をした。
私自身も、思い起こせば、最寄の八坂駅までの道が舗装されていない部分があって、雨が降ると泥んこになったことや、また同居の義母を病院に連れて行くためにも車の免許を取らざるを得なかった美住町交通事情を振り返った。
現在、市中を走るコミュニティバス(グリーンバス)は「東村山駅東口⇔新秋津駅」「東村山駅東口⇔多摩北部医療センター」昨年2月に運行開始の「久米川町循環」「諏訪町循環」の4路線5台が走っている。市が発行した「路線図」を見ると、いささかショックである。この地図は13町ある市の北東部きり載っていない地図なのだから。網羅されていない久米川駅周辺の栄町、萩山町、富士見町、美住町、廻田町、多摩湖町、野口町は、なんだか市内ではないような気さえしてしまう。一部に民間路線バスが通っている地域もあれば、9つある鉄道の駅に至近の地域もある。しかし、その中でも、美住町はそういった恩恵には遠い地域のひとつだ。H15年まで走っていた久米川⇔上北台駅行きの西武バスも赤字路線ということで廃止されて久しい。
H22年には1路線拡充が計画されている。いずれの空白地域からも待望の声がある。交通不便地区を市は「バス停から300〜400m、駅から600〜800m離れた地区」としている。おやおや、まさに我が家はどんぴしゃりだ、今はまだ足腰が動くからいいものの。

H15年から稼動している待望の「市民の足」だが、一日の利用が1200人、補助金は当初の2路線で2000万円、昨年開通の2路線の実績はこれからだが。美住町住民からすれば、早くコミバスをわが町に、ということに異論のありようがないが、従来のコミバスに捉われないような考え方、新たな選択肢も併せ持つことを提案させてもらった。同様の意見は同僚の議員からも出た。
例えば、町田市の「たまちゃんバス」に見るような、行政・事業者・住民の3者協議による路線の決定、バスストップの選定を住民による交渉で実現させるなど黒字化しているコミバス運行の事例。そして隣の小平市で取組んでいるコミバス「にじバス」以外にNPOで取組むワンボックスカー(10人乗り)を使用したコミュニティ・タクシー(コミタク)の実証取組みなど。いずれも3者協議が鍵なのだが。従来の当市のコミバス運行については検討委員会、推進委員会が設置されても、市民の参画はない。この辺りの改革がまず必要か。
様々な意見が出された中、地域に固執しない、「駅行き」「役所行き」「病院行き」などの目的別ルート化のご提案、今ある既存のコミバス路線の一部を空白エリアに数便延伸させては、などのご意見も切実かつ有効だと思う、
ともあれ、3月6日の環境・建設委員会では、今回の願意の請願が審議され、結論が出されることにはなるのだが。市民の意見をぜひ、当該委員には反映をお願いしたい。
(大塚恵美子)