新進気鋭の原村俊之さんの器を入荷!

2009年3月15日 23時04分 | カテゴリー: 政治を変える

目下、予算特別委員会の最中ですが、気分転換にスーユンタンの店に。昨日、有田で磁器を創っている若き作家・原村俊之さん(2020製陶所・ウツワニスト!)の器が入ったということで、ディスプレイにとりかかる。

丁寧に梱包された器が出てくる、出てくる。さくら通りから見えるガラスケースに収める。有田の磁土に唐津などの砂を混ぜた「梨磁」、黒蜜のような肌の磁器、青磁(巷では、はっちゃんブルー、と呼ぶ人あるそう)などさまざま。今回は、小さな普段使いの器がほとんど。驚くほど軽くて手に馴染む。
口当たりのよいデミタスカップ、「きつつ器」という名称のスープボウル(もち手がきつつき!)、小さな花活け、八角の小皿、ぐいのみ、トリコロールのラインの入ったカップなどなど。どれも、なんだか家にあるような気がする、透明な空気のような器。
私は、彼の人気作品の「ドリ椀」という器を愛用していて、黒豆の煮たのや、ちょっとした常備菜をいれ、ひとりの食事の時に役立つ器を普段使いしている。生地の美しさと透明にして毅然とした存在感、やさしい手触りが大好きだ。今回は、「ドリ椀」がなく、少々淋しいかな。

原村俊之さんは、高校、美術大学と、イギリスで学び、帰国後、明治学院大芸術学科日本美術史専攻で「日本美術応援団」の山下裕二先生の愛弟子。卒業後は、写真家の卵として活動しながら、東京国立博物館で仕事をされ、私も、東博ではマンツーマンで特別なガイドをしてもらったことがある。
2007年に佐賀県有田町の窯業学校で学ぶために、東京を離れられ、日常的に若手作家や窯元に焼きものを学ばれ、今に至る。「めし椀グランプリ」入選など、着々と腕をあげている。
器づくりは繊細で心映えがある。手料理も上手でシングルモルトのウイスキーを愛する、ほんとにいい感じの青年。人が心を開くらしく、ファンが多いらしい、(羨ましい・・・)。ああ、そういう私もファンであります。

5月半ばまでスーユンタンで、創作の器を扱っています。ぜひ、お手にとってみて下さい。手元においてみたいな、ときっと思われます。もうじき、桜の便りが聞かれます。スーユンタン前の桜並木も見事でしょう、どうぞ、お花見に!(大塚恵美子)