ふたりあかずきんとピーターパン

2009年4月6日 23時16分 | カテゴリー: 日々雑感

小さな家族のRayが体調を崩した。ずっと元気でお医者知らずで寒い季節を越したのに、気管支を悪くしたらしく少々熱もある。赤い頬をしてつらそうにしている。「お薬ひとりでのむ」と頑張り、「明日、保育園お休みなの?」とママに聞いている。
このところ、元気いっぱいで、体を張って遊ぶあそびが大好き。少し前は、ペローの「あかずきん」のお話をしてあげると、大喜び。すっかりあかずきんが気に入り、「おばあちゃん、あかずきん!」ということにしてくれ、おばあさんとの二役になる。パパは狼ということに。しかし、余りにパパの狼が怖いので「パパ、狼やめたっていって!」と恐怖の顔で懇願している。
そして、自分もあかずきんがいい、ということになり、「交代する?」と聞くと、「ううん、ふたりあかずきん!」という。すごい発想だ、ふたりあかずきん、とは。しあわせな気持ちになり、即興で創った「ふたりあかずきん」の唄を歌う。保育園に行くときに茶色のフードのついたジャケットを着るときは「ちゃずきん」といっている。

「たのしいかわべ」ごっこもやる。小さいソファをテムズ河に浮かべた小舟にして、かえるともぐらになって遊ぶ。ごちそうを運んで、二匹でパーティをやったりする。

でも、絶好調なのは、「ピーターパン」ごっこだ。TVは見ないのだが、DVDで、ディズニーのピーターパンを観たのがきっかけだ。初めて観た時の顔が忘れられない、ぼーっと放心状態になってしまった。なかでもRayはスミーという海賊フック船長の手下が好きで、パジャマの縞柄を着るとスミーになる。ピーターパンがロンドンの街に登場する時の「こわい顔」も得意だ。私は妖精「ティンカーベル」にしてくれる。家族は「う、重そう」というが。タイガーリリーでもいい、という日もある。どちらも美女なので、どちらでもいい気分で引き受ける。最近は、フック船長にされ、刀をもたされ、戦い、切られて倒れるのが気に入っている様子。ソファからソファへとバンバン飛び降りる、チクタク鰐に食べられないように。
寝る前に「どこへいくの?」と聞くように言われる。「どこへいくの?」、Ray「ネバーランドへいくのさ!」。「どうやっていけばいいの?」Ray「とんでいくのさ!」、「どうやってとぶの?」Ray「こうやって、とべばいいさ」ととぶ。
今日は、ピーターパンにならないまま、2階にあがってしまった。心残りだ。
土曜日には保育園の進級式があり、担任の先生が変わり、お部屋も変わった、小さな子も春は気疲れするのだろうか。(大塚恵美子)