今年も学芸大で「住みつづけたい地域」の講義に参加

2009年5月12日 01時57分 | カテゴリー: まちづくり

昨年に引き続き、東京学芸大学の環境教育の一環で、原子栄一郎ゼミの「市民セクターによる住みつづけたい地域」の1コマに講師として参加した。
東村山を事例に、地域における生活クラブ生協を基盤とした市民の活動を通し、まちづくりについて学ぶ取組みだ。

本日の授業は2年生24人が出席。講師側は、生活クラブ運動グループ・東村山地域協議会事務局長の和田、「デポー東村山」の運営を受託するワーカーズコレクティブ・凛の小柳、国産小麦でパンを焼くワーカーズコレクティブ・グレインの前野、そして東村山・生活者ネットワークから私、大塚が参加。

東村山地域協議会は食の安全、地域福祉、よろず針仕事、政治活動など生活を豊かにするために必要な事業を展開してきた9団体で構成されている。
リレーで行なった講義の内容は、「荷捌き所」という意味のデポーの、生活クラブ生協の消費材の共同購入や3Rなど資源循環に取組む大きな班であるとともに、生協組合員の活動拠点としても機能している様子が伝えられる。また、国産小麦を使ったおいしくて安全な食の提供や自給率アップに取組むグレインからは、ワーカーズコレクティブという協同出資・協同労働の働き方などが紹介される。そして、専業主婦が台所で発見した課題解決のために、議会に政治に参画していく様子や、市民セクターをつなぐ役割などを私から伝える。今回は、それぞれの関わりの発端など個人的エピソードを交えての話となる。

ワーカーズコレクティブ・凛の小柳から、夫の転勤で東村山を離れる時に、「大塚が『戻っておいでよ、ここで一緒にばばあになろうよ』と言った「殺し文句」で、東村山に戻ってきた」とのエピソードも紹介され、ある学生が感想の中で、この言葉に「地域に愛着があるのだと思った」と共感してくれたことは嬉しく、「地域は人がつくる」という意味であろう、とありがたく頂戴する。
学生の感想の多くが、協同組合から派生した今まで知り得なかった活動や、まちづくりへの具体的な取組み、必要な機能を生み出してきたことに率直に意見を述べてくれて、講師一同、日頃の活動を励まされるような思いを味わう。
若い人たちとの、まちに思いを馳せる共有に、今回も元気になれる力をもらいました、感謝!(大塚恵美子)