久米川駅北口地下駐輪場、完成式典

2009年5月19日 22時13分 | カテゴリー: まちづくり

H15年に都市計画決定された久米川駅北口駅前広場整備の再開発事業だが、一足先に地下駐輪場が完成、供用開始は6月となる。
昨日18日は、地下駐輪場内で、完成式典があった。今後も広場事業や久米川駅舎の工事が進展し、最終の仕上げは年度末になる見通しだ。
市のマスタープランで、まちの中心核のひとつと位置づけられる久米川駅周辺だが、西武新宿線の多くの駅に見られるように、北口駅前にはロータリーがなく手狭で、駐輪場も不足していた。一日の乗降客は3万人、整備の必要あり、ということで、駅前の地権者との協議が年々進み、H14年以降、具体的な整備が進んできた。来賓のお話によれば、渡部市長に至る4代の市長の尽力、連携プレーの成果ということらしい。
駅前広場を含めれば工事費総額56億円、地下駐輪場だけで6億円(国庫補助金約3億円、都補助金約1.3億円)の、東村山駅西口再開発と同時並行の大事業だ。
式典は、市長の挨拶につづき、事業経過説明、来賓祝辞と進み、ゲート前でのテープカット、そして市長と議長が自転車を実際にゲートを通すセレモニーと内覧会があり、終了となる。
定期使用と一時使用合わせて1500台の自転車が収容できる駐輪場はかなり広く、通路も広くとってあり、死角は比較的少ない。定期使用料は1ヵ月2000円、一時使用料は100円だが、1時間未満は無料だ。始発電車のための早朝から終電過ぎまで開いていて、駐輪業務専門のサイカパーキング株式会社が指定管理者として運営にあたる。
私も実際に、よいしょ!と自転車を可動式の駐輪機械に載せてみたが、慣れればそんなに力はいらないかもしれないが、朝の忙しい時間帯には、落ち着いて入れる自信がないかも。駅直近の出入口となる人専用階段付近に集中するだろうし、広すぎて、どこに入れたか忘れてしまいそう…
やはり、議会でも疑問が呈された出入口の適正だが、自転車の出し入れは1ヶ所だけで、昇りの時は、車輪を電動式の細いベルトコンベアに乗せて地上まで上がるようになっている。入口1ヶ所だけでは、通勤通学時のピーク時の混み具合や危機管理の上でやはり心配なように思う。ゲートもカード式で、多少時間がかかる様子。
しかし、なにはともあれ、地権者や関係者の方々の長い間のご苦労には感謝を申し上げ、スムースな活用を願うばかりだ。
併せて久米川駅舎への入口も変更となり、仮設だが直接改札口に向えるようになり、左隣には昇降機が設置され、バリアフリー化へ一歩前進だ。

さて、お目出度い式典で気になったことを少々。誰もがご存知の来賓の方の祝辞の中に、完成を待ち望まれたあまりか「工事に反対された議員がいた」というようなことが述べられ、お祝いの場に品格を欠く姿勢に愉快でない気分を味わった。テープカットの場面では、自民党、公明党という政府与党の国会議員、都議会議員だけを登場させる、という大人気ないやり方も、なんだかしらけて厭なものである。こういう発言も、「文句あるなら来なくていい」なんて言われちゃうかな。そしたら、私物化ですか、ってお返ししますけれどもね。(大塚恵美子)