議会最終日、ちょっと複雑、補正予算に賛成

2009年10月1日 03時23分 | カテゴリー: 政治を変える

今年のゴーヤは不作、補正もききません・・・
今年のゴーヤは不作、補正もききません・・・
29日、定例議会が閉会。告示前後を含め1ヵ月半くらいの日程だが、市民の暮らしに全てつながる議会の判断というのは、重く、緊張がつづく。通年議会を実施している三重県をはじめとする自治体の議会力ってすごいな、と思い至る。

最終日の議案は、今年度の補正予算の審議で、会派から私が質疑をした。補正予算の額は、3億3584万円だけれど、計画されていた秋水園焼却炉の延命化工事が1年延期となったことに伴い8億7416万円が減額となっている。つまり元々は12億円を超す巨額の補正予算案だった。どこからこんなお金が? 長く続いた政権のばら撒きのような交付金、補助金によるものだ。国のH20年度第2次補正予算とH21年度第1次補正予算(15兆円)が主たる財源だ。この第1次補正予算からきた額は、地域活性化・経済危機対策とか緊急雇用創出とか使い道が限定された7億4519万円、凄い。しかし、現在、新政権が1000億円もの補正予算の執行見直し、削減を検討している最中だ。つまり、凍結され、やってこない「幻」の予算となる公算も高い。既に文部科学省が、小中学校の地デジ化、電子黒板、理科設備費(人体模型)などを削減可能な対象事業として挙げているし。
当市の補正予算にはもちろんそれらの事業が入っている。急を要する事業とはいえず、国からやってこなくても、単独でも予算化するの?(優先しなくてもいいでしょ、という意味で)と確認したが、国の動向を見据え、総合的に判断する、との答弁だった。市も苦しいと思う。財政難の自治体にとっては「いらない、何にでも使えるキャッシュがほしい」などと言える訳ではないし。国の補正予算見直しは無駄をなくすためにも、しっかり行なうべきだし、ダメかもしれない部分を含む予算に対し、かなり複雑な思いが去来するが、否定できない部分がある。

臨時交付金を頼らないとできない、というのも哀しいが、公共施設改修工事や前川の溢水対策工事、道路照明灯設置工事(商店街の撤退によって維持できない街路灯の付け替え・美住町が対象に)、子育て預りサポート事業(スポーツセンター、栄町児童館での一時預り)、児童館分室建設事業(空き教室活用の廻田第2児童クラブ)などは、ニーズの高い事業であり、評価したい。
国から全てやってくる1億4300万円もの子育て応援特別手当(就学前3、4、5歳児に対し36000円支給)、これは疑問があるものの当市だけ拒否することはできないし、就学前児童の医療費が10月から全面無料化(都内で最後)は、ようやく市民の要望が叶った。
今回、私の中で評価が高いのは、DV被害者への定額給付金相当額の給付が実ったことだ。300万円だが、6月議会の一般質問で「経済危機対策臨時交付金を使って取組んで」と提案したことがやっと決着し、関係所管が対象者を把握し、お知らせし、10月15日から12月28日まで申請を受け付けることになった。額としてはわずかだが、DV被害というものが認知される、ということ自体が「一歩進んだ」と思うのだ。
と、いうことを含んで、賛成した補正予算。それにつけても、持ち時間13分の時間制限は、大きなストレスだ。(大塚恵美子)