初釜二題

2010年1月11日 11時19分 | カテゴリー: 日々雑感

連日慌しく動き出しましたが、お会いする方ごとにまだ新年のご挨拶をする日々ではある。
8日は、東村山デポーという生活クラブ生協の店頭で、新春ウィークの取組みのひとつとして、地域協議会主催の超略式「野点」を行った。
3時間ほどのミニ茶会だったが、着物姿の参加者がちらほらで、暖かい陽だまりの中でのお抹茶は、なかなか愉快でいいものだった。
略式過ぎるお点前は、私の娘が行った。本人は、「騙された・・・」と緊張気味だったけれど、お茶を楽しむ、という主旨は適ったのだから、この際、いいことにしなくちゃ。

9日は、友人の宗章先生主催の「茶楽会」の初釜にお呼ばれを戴いた。毎年恒例の初釜は、武蔵野市民文化会館の本格的なお茶室で催される。人気のお茶室のため、少々、日取りが早いとのことだったけれど、七草が明けたばかりで、お正月らしさを堪能させて戴く。
先生のお人柄で、和やかで楽しいお席となり、お濃茶もお薄も、知り合いのお弟子さんが、心を籠めて点ててくださった。梅のお香の香るお茶室では、床のお花は、遠来よりの白椿、花入は「曽呂利」、「松樹千年緑」のお軸、茶入は瑠璃色の唐物、茶杓の銘は「洗心」、香合は「振振」といった新年に相応しい取り合わせを楽しんだ。お濃茶は「大福」、お菓子は「花びら餅」で、初釜の華やいだ雰囲気を充分に楽しませて戴く。
不作法のまま、お茶の席にお誘いを戴くのは恐縮だけれど、足の痺れはあろうとも、とても楽しい。

その後、着物姿のまま、夜に予定していた学芸大の学生たちとの「政策ゼミ」まとめ冊子の編集会議に突入。なんと、6時から開始し、ようやく本日終了となったのは12時間近!6時間も侃々諤々なので、やや酸欠気味か。帯で体を締めていても、睡魔に襲われるシーンも。
しかし、学生・OB諸氏のパワーは、本当に元気をもたらしてくれる。それぞれが新たな研究、就活、そして卒論終盤2名という大変なスケジュールの中、力を出してくれる。まだまだ開発される底力が見えることがすばらしい。この若い人たちのまとめ力によって、2月末には、冊子の発行と、報告会を開く段取りとなる。ご期待くださいね!!
作業をしながら夜中のお菓子とお茶というのも、新年の初釜のひとつか。
いい年明けになりましたっ!(大塚恵美子)