東大ジェンダーコロキアム 上野千鶴子・渋谷知美爆笑トーク

2010年1月14日 03時43分 | カテゴリー: 女性・生き方

13日夜、東大でジェンダーコロキアム書評セッション「上野千鶴子vs渋谷知美 新春爆笑トーク」があり参加した。コロキアム?研究討論会みたいなものらしいが、何度聞いても猛獣と剣闘士の戦いのような気がする・・・そりゃコロッセオか。
ということで、今回のテーマは「男(の子)に生きる道はあるか?」と題して、上野千鶴子さんの「男おひとりさま道」と渋谷知美さんの「平成オトコ塾」の対決!?であった。思想に大きな差異はないものの、渋谷さんは、元上野ゼミ生、現在は男子学生が圧倒的に多い東京経済大学の准教授、そしてご存知、上野さんは東大大学院の教授であり、ご両人とも当代きってのフェミ系社会学の研究者だ。上野さんは赤いスーツ、渋谷さんは紬みたいなお着物姿、とてもビジュアル的にもすてきなおふたり、新春っぽいぞ。
「おひとりさまの老後」75万部、「男おひとりさま道」10万部、そして「平成オトコ塾」が1万部の売れ行きとのことだから、人文社会系としては、大ヒット、世の中への影響力も大きい。
そこで、自らオンナを降りることを選ぶ女たちと異なり、オトコは男を降りることができるのか。降りても生きる道はあるのか。男らしさの費用対効果とは。パワーゲーム抜きで男(弱者)同士の相互扶助は成り立つのか。非モテでOK、頑張らなくていい、楽になりなさい、などなど。上野ゼミで理論と攻略を学んだ渋谷さんと自他ともに認めるモテ系で経験則の豊富な上野さんとの丁々発止、ボケと突っ込みに、60〜70人の参加者(主に東大生、男女はやや男子が多いか)からも分けて入る人あり、なかなか鋭く続くやりとりが刺激的でおもしろかった。
非モテでいいし、楽でかまわない、というのは体制の思うつぼ、体制側にメリットがあるのではないか、との指摘や、「降りなさい」といわれて「降りる」のは違う、などとの指摘はその通りだ。
誰にだって加齢は訪れ、死ぬときはひとりなんだわね。女も男もゆるく「人持ち」で且つなんてったって「おひとり力」をつけることだろうね。
私は勝間さんでも香山さんでも信田さん派でもないなあ。特に勝間さんは、とてもお友だちにはなれない(あっちがなってくれないだろうが)。上野さんは、聡明すぎるが、キュートで心優しい、上野さんいわくの「かわいげのある」人だ。私は全くもっての非モテ系(なんでだろうね・・・)だし、経験則もない、非うえのタイプだけれど、好きだね、上野さん。爆笑しながら、やっぱり生きてくっておもしろいなあ、と思ってしまう、おひとりさまの大塚でした。
WAN(ウィメンズ・アクション・ネットワーク)でライブ聴けます。ぜひどうぞ。(大塚恵美子)