空堀川 水と生き物の調査

2010年7月12日 11時04分 | カテゴリー: 環境

7月10日の土曜日、空堀川の3ヵ所で取水し水質調査を行い、野口橋付近で川に入って生き物調査をした。
梅雨の晴れ間のような好天となった土曜日は、参加者も多く、おとな14人、こども7人の参加で、9時から12時まで調査とともに川遊びを楽しんだ。

前日までの雨でやや増水した空堀川は川幅8M〜15M、水深は40㎝以下、水温25℃といった感じ。やや濁っているが、魚の群れが泳ぐ姿や川底まで透視できる。
美住町親水ひろば、天王橋、野口橋の3ヵ所の川水をパックテストした。化学的酸素要求量(COD)、アンモニウム態窒素(NH4−N)、亜硝酸態窒素(NO2−N)、硝酸態窒素(NO3−N)、リン酸態リン(PO4−P)などを試薬を使って真剣に調査。前年との比較分析などは後日の報告とするが、大きなばらつきもなく比較的きれいだった。
そして、全員で川に入って、生き物の観察をする。今回の指導者は、「北川かっぱの会」の桜井さんと中谷さんにお願いをした。長い長靴をつけ、川岸で捕獲の指導をするおふたりに、こどもたちは早速、数種類の水生生物を捕まえる。おとなもこどもも水に入ると、なぜか陸にあがりたくなくなる。「いやあ、ザリガニやメダカを獲った日のことを思い出しましたよ」と若いパパが言う。私は今年は長靴ではなく、サンダルで水に入ったので、橋の下の水温の冷たさや、自在に泳ぎ回る魚たちに時間を忘れる。

1時間少したってから、生き物を陸にあげ、種類ごとにシャーレやバットに入れる。結構いるいる。雨によって、石につく生き物や川底の生き物がかなり流されたのではないか、との桜井さん、中谷さんのお話だが、それでもなんと11種類の水生生物がいた!
最多はドジョウ(おひげが10本あるそう、20匹くらい捕獲)、アメリカザリガニ(大小7匹)、コイ(ひげあり)、フナ(ひげなし)、メダカ、オイカワ、クチボソ(モツゴ)、ミナミヌマエビ、ヤゴ2種、ヒルの11種類とアメンボ、シオカラトンボ、イトトンボも見られた。
よく見かけるサギや上流の富士見町あたりで営巣しているカワセミはこの日は姿を現さず。空堀川にこんな多くの生き物がいたなんて!と毎度ながら一同感激。北川の方が種類は多いそうだが。
最後に、生き物たちを川に戻し、お開きとなった。身近な川が一層親しくなったとのお声を戴く。8月1日(日)は、北川の「わんぱく夏祭」があるそう。川は人の知らなかった一面を見せてくれたり、なんといっても涼気をよんでくれますよ、出かけてみませんか?(大塚恵美子)