東村山まち歩き 学芸大生とまちのデザインゼミ第2弾

2010年8月2日 02時19分 | カテゴリー: まちづくり

昨年に引き続き、東京学芸大学の学生たちとの「まちのデザインゼミ」第2弾がスタートした。
昨年の取組みは、東村山市への予算要望という形での活動だったが、今年は新3年生を迎えた7人のメンバーと生活者ネットワークメンバーが加わり「まち歩きマップ」を作成することに。
視点や対象が絞りきれていないが、まずは、ざっくりと、まちに出よう、ということで、今回のフィールドとなる市北西部を廻ることにした。猛暑の中、31日(土)と1日(日)の2日間、大塚作成コースを2グループで自転車ツアーを開始。

初日は、神村、門村、作山さん、そしてネットメンバー。本日は、高、村上、清水、肥田木さんとネットメンバーが参加。朝9時半から活動開始する。
昨日のコースは、「子育て支援」に特徴をもたせ、東村山西口を出発、まずは蕎麦屋の「土家」で民家を再生した様子を見せてもらう。それから川沿いの道を行き、「ふるさと歴史館」、「徳蔵寺」、「北山公園」、「たいけんの里」へ。北山公園で見ごろの大賀蓮を眺めている頃から、段々雲往きが怪しくなってきた。早めのお昼ご飯を野口町の「茫々亭」でとることにし、ご亭主三島さんとの話を楽しむうちについにスコールのような雨となる。あー、昨年もそうだった。北山公園で雨に降られ、「茶かわせみ」で雨宿りし、先のコースを断念したのだった・・・蘇る記憶。
今回もしばし雨宿りさせてもらい、午後のコースを大幅に断念し、帰り道に、野口町の「子育てひろば・ぷくぷく」を訪ね、お話を伺う。その後、「子育て総合支援センター・ころころの森」に私を除くメンバーで向ってもらい、私は3時から予定していた第二保育園民営化についての話合いの場に。「ころころの森」では、石井施設長から丁寧なお話が伺えたそうだ。

そして本日は、「自然と北山わんぱく夏まつり」をテーマとして出発。まずは、子どもの本屋「トロル」の前を通り、「正福寺」で都内唯一の国宝建造物の美しい桧皮葺のたたずまいを眺める。それから野口町の釣堀の横を通過し、一気にデイキャンプ場から廻田の丘・緑道周辺へ。木道を歩き、多摩湖町を見渡すビューポイントに出る。村山貯水池の堰堤や西武園の観覧車が見え、一同喚声、しばし涼をとる。その後、回田小学校脇から「せせらぎの道」の急勾配をくだったところで、市より委託を受け、「せせらぎの道」などの保全をされているNPOの皆さんと遭遇し、お話を伺う。そして、「狭山公園」へ。暑い中、堰堤まで昇ると開ける視界、多摩湖の水面が煌めき、ここでまた喚声が。そして北川沿いに進み「たいけんの里」で涼みながら4500年前の宅部遺跡からの出土品を眺める。「野口製麺所」でお昼を食べ、わんぱく夏まつりの会場「北山公園」へ。昨日とうって変わり、とんぼ工房による工作教室が開かれ、主催者「北川かっぱの会」などの模擬店が並ぶお祭りムード。北川には何艘もカヌーが浮ぶすてきな風景が。エイサーの踊りや演奏、バンドも入り賑やかだ。
ちょうど、カヌー乗船をする我が家族に逢い、Rayとパパが懸命に操舵する様子をカメラにおさめることになる。
半端でなく、ものすごく暑かったけれど、学生たちは「楽しかった」と。

これからどのような展開を見せるのかわからない「デザインゼミ」だけれど、いくつかのヒントを籠めたつもりのコースを辿ってもらった。その先の地図は未完だ。どのような視点でまちを切り取るか、がこれからのしごとだ。
まちは、やっぱり人のつながりで生きていることに気づかれた2日間だったろうか。いつだって発見があって、まち歩きはやっぱりおもしろいね。(大塚恵美子)