今年のナースアウト

2010年8月7日 12時11分 | カテゴリー: 子ども・教育

東村山では4回目となる「ナースアウト・同時授乳」が昨日6日に開催された。3年前の初めの会では公式立会人として参加したが、今では「かってに立会人」と称して参加、今年は家族のKaiと祥子さんが参加し、嬉しい。実行委員の皆さま、本当にお疲れさまでした!

このナースアウトは、母子ともに安心と安全を共有できる母乳育児を外でも楽しもう!という主旨の取組み。おっぱいをあげるという根源的な営みをみんなで楽しもう、という思いに共感したママと子どもたち、22組が酷暑にもめげず参加された。
今年も世界中で、11時から1分間、赤ちゃんを抱え、みんなで同時におっぱいをあげる。シーンとしてあったかい、この時間が本当にすき。
その後、保健士の増田さん、助産師の平田さんを囲み自己紹介や相談をするママたちは、ぴかぴかと晴れやかに美しい。はいはいやよちよちと歩く子ども、スピーカーを調整してしまう子ども、どの瞬間、瞬間もいい。子どもがここにいるしあわせをみんなであじわう。
ナースアウトを卒業し、幼稚園に子どもたちが通うようになったIさんとWさんは、第2子が2月に誕生予定(おめでとう!)とのことで、「来年もナースアウトやることになりますね」と笑っていらした。そう、継続はすごい。バトンタッチしながらママたちのつながりができていく。

大阪の幼い姉弟の虐待死はなんともやりきれず、哀しい。誰も助けてやれなかった。この1年の虐待による事件は180件を超す、と報道された。
子育てに正解はない。いまだに私も後悔と反省の思いが、ふとした拍子に胸をよぎる。その時に戻って、子どもたちにごめんなさい、を言いたい時がある。
子どもを授かったママたちは誰しもがみんな、悩んだり、ひとりぼっちのように心細くなったり、置いてけぼりにされている気分になるものだ。

今回も参加された保健士の増田さんがママたちにいった。「おっぱいで育てるって苦労が多いよね、お洒落もできないし、お酒も呑めない、外出も自由にできないし」でも「おっぱいは、赤ちゃんに必要なものを伝えられる」「ママにきりできないこと」「その時にきりできないこと」って。
助産師の平田さんは双子のママだ。ふたりを抱えてお話してくれる。「おっぱいをやめる時期は赤ちゃんと相談してね」「お医者さまが出す風邪薬は服用しても大丈夫、おっぱいに影響はでないから」「日中のシャワーも何回がいいか、ではなく楽しんで入ればいいから」と。
おふたりのお話は心に拡がる。本当に決まりきった「正解」などないのだ。赤ちゃんに向って「今、きみにとってどうがいい?」を相談する。赤ちゃんがつらそうだったり、悲しそうだったらどうする。そう考えればいいのね。でも、時としてママの方が泣きたいこともいっぱいあるのだ。そしたら、誰かに伝えよう。たったひとりで困っていなくてもいいんだよ。

東村山では、0・1・2歳児が3800人、そのうち在宅での子育ては3000人だ。「子育て総合支援センター・ころころの森」も来場者が一日200人近いそうだ。土曜日はパパ率がとても高いそう。ころころで知り合ったママ同士がナースアウトにも来ていたよ。
「子育て預かりサポート事業・たんたん」もニーズが多く、ちょうど昨日訪ねてみたら、登録者が500人を超えたそう。月に4回使えて無料。火曜日から金曜日まではスポーツセンターで。土曜日、日曜日は栄町の児童館で開設されている。ベテランの保育士さんのフォローもとてもよく、ママたちがリフレッシュしたり、レスパイトできる。
私からは、こういった施設のご案内と「子育てマップ」のCMをさせてもらった。
ひとりじゃないですよ。いろいろなところに仲間も応援者もいますよ。(大塚恵美子)