この条例提案おかしくないですか!

2010年9月9日 23時03分 | カテゴリー: 環境

連日、いろいろなことが起こりすぎて、いっぱい、いっぱいの感じ。7日に一般質問が終わり、台風の8日は決算委員会の質疑通告を出すために、あっぷあっぷ状態。そして今日9日は環境・建設委員会が。家でしみじみご飯を食べたり、人間らしく眠りたい。
ここ数日、会派で意見交換しながら取り組んでいた決算の通告。私の担当は「歳入」「総務費」「教育費」。予算書、決算書、事務報告書、財政白書に監査意見書のみならず、あらゆる材料を拡げて苦悶の日々「この決算どーしてこうなったの?」と。
ご存知、東村山市議会の事前通告制はよそに類のないルール。厳密で丁寧な通告をしないと、ちゃんと答弁してもらえない。事実です。あまりに我田引水や無法地帯のような議員がいるための予防策やら、さまざまな理由があってのことのようですが、変です、変。楽ですよ、答弁される方にとっては、きっと。
年々、議員であることの責任が重くなってきたように感じます。折角の質問の機会を本当に有効に活かさなければいられない、という思いが強くなってきて、手が抜けない状態に。以前は手を抜いていた、という訳ではなく、しくみや手続き、何処に何がかくれているか、が判らなかったのだと思います。機能不全だったかもしれない。
反省とともに意欲が湧いてきます(と自己暗示を!)。

さて、今日のおかしなこと、怒り、について。
環境建設委員会に付託された議案6件の中で、議論が進むにつれ不可解なことが次々に表面化して、反対した条例がありました。多数決3:2で可決されてしまいましたが、腑に落ちません。これが議会の意思、として説明責任が果たせない。
「東村山市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続きに関する条例」提案のされ方がおかしい、と思います。リサイクルセンター計画に対応するための生活環境影響調査の縦覧に対する手続き条例であり、いわゆるアセスメントを行ない、その報告を縦覧して意見書をもらうための手続きを定めたもので、法律で義務化された必要な条例であることは充分認識しますが、どうして今、提案されるのか。
リサイクルセンター計画の是非を含めて検討する議会の調査特別委員会が継続審議をしている最中であり、結論が出ていません。その上、なぜ条例が可決される前に、環境影響調査に対する契約が既に8月にされ、業者も決定されているのか、納得できません。市長は「交付金申請に必要な地域計画策定を含んだ予算」が議決され議会の承認を得ている趣旨の発言をされましたが、委員会を終え、徐々に怒りがこみ上げてきましたね。不十分な質疑となってしまった部分もあり、結構気落ちもしますが、やはりおかしい。
整理しますと、リサイクルセンター計画について①議会の調査特別委員会で議論が継続、②議会の合意形成が得られていないにも係わらず「地域計画」を策定し、交付金申請をした、③交付金の内示決定が3月に出たため、8月に調査の契約をし、④今年度中に調査報告を出すために9月中から調査に入る、⑤調査の前提となる条例が可決されるのは、議会最終日の9月30日。条例が決まる前に調査が始ることになるのですね・・・
生活環境影響調査は、悪臭や騒音、交通量調査など廃棄物処理施設の建設には必ずしなければならない調査で、それ自体の問題ではないのです。だから、ま、いいんじゃない、となり勝ちですが、市民の感覚を逆なでするようなやり方がおかしい、と思うのです。庁内では全く問題のないこととして既成事実が積みあがっていきますが、多額の税金を使い、将来の借金まで増やす事業であり、誰のための施設建設か、となれば、合意形成を欠かしてはならないのです。早期に条例化が必要だったのかもしれないし、今の時点だと、またもや「見切り発車」に思えるのです。どれもこれも交付金を獲得することが大前提だからでしょうか。今の財政力では交付金は必要、でもこんな「乱暴な」進め方では禍根を残します。西口再開発や第二保育園の民営化にも通ずるものがあります。私は反対を表明しました。以下が質疑の後の討論の内容です。ご意見が聞きたいです。

反対討論
提案された条例は、法に基づく手続き条例を定めるものと認識しています。ただし、現在リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会が継続した審議を行なっている中で、この条例が出されることに不信感をもつものです。H22年1月に「循環型社会形成推進地域計画」を作成し、循環型社会形成推進交付金の申請がされたこと自体が「見切り発車」であったのではないかとの懸念と不信感を持ったということです。
それと同様に、今回提案の目的をリサイクルセンターの設置に対するものとする提案主旨から、この条例を制定してしまうことは、審議中にありながら、もうひとつのゴーサインを出してしまうことになると考え、調査特別委員会の審議を尊重する視点から、また市民や議会との信頼関係が乏しいことを危惧する点からも、今回、この時点での条例提案に反対します。(大塚恵美子)