子どもたちと絵本たちと

2010年9月26日 18時26分 | カテゴリー: 本の楽しみ・図書館・学校図書館

我が家の9月は誕生日の月。早いもので、一緒に暮らしているふたりのBF、RayとKaiがそれぞれ6歳と1歳の誕生日を迎えた。そして夫も娘も9月生れ。
朝ごはんの時きり顔を合わせない程、忙しい日が多いけれど、土日はちいさいふたりとも少しゆっくりする時間がとれて、束の間、一緒に遊ぶ、人気者はつらい、ふふふ。

数ヶ月前から歩くKaiはきかんぼで、新しいものに目がない、椅子によじ登る、テーブルに立ち上がり、にんまり笑う、ピアノにも登るし、弾く、観葉樹の鉢のどろを舐める・・・うっかり扉が開いていると2階にも昇りはじめる。
我が家の居間は凄い状態、なんてったって、ダイニングやピアノの椅子が未然防止のため横倒し!!に置かれたり(座る人が直す)、テーブルから遥かかなたに置かれたりしている。建替えた当時は、雑誌にのるようなオシャレな家といわれたこともあった、が今(居間)やまぼろし状態。台所や洗面所の扉という扉はガードがされ、ちょっと物を出すにもそのガードを外さなければならない。Rayが2歳くらいまでもそんな感じだったな。多分、息子や娘のその時代も。
実に時が経つのは早い、子どもを見ていると益々そう思う。家族のこの10年、Rayが生れてからのこの6年だって、様々な変化があった。息子が8年前に独立して結婚した。私が市議会議員になった。娘とはっちゃんが九州の有田に陶芸の修行に行き、昨年戻ってきて、飯能に工房を開き、結婚した。1年前にはKaiが生れた。10年前には想像もしなかったことばかり。生きてるってのはおもしろいと思う。人の想像なんてはるかに超える真実が次から次へとあるのだから。

今朝も絵本をいくつか読みきかせした。Kaiもちょこんと座って一緒にきくのだから楽しい。息子や娘が読んだ絵本がいっぱいあって、折りにふれ、RayやKaiに手渡す。今日は、「まりーちゃんとひつじ」を。リズムのいい本、フランソワーズの絵も調子も楽しい、久しぶりに口に出したら楽しくなった。早速、まりーちゃんと、ひつじのぱたぽんとあひるのまでろんになって3人で遊んだ。
Rayのこのところのお気に入りは、もちろん「タンタンの冒険」や定番の「ひとまねこざる」の他、「どろんこハリー」「バーバパパのたんじょうび」「だるまちゃんとてんぐちゃん」「ゆきだるま」トーベ・ヤンソンの「それからどうなるの?」などなど。あ、それからこの季節ならではの「おおきなおおきなおいも」、読む前からうふふ、と笑っている。いもらす1号、いもらす2号が待ち遠しそう。
いつの間にかひらがなもカタカナも読めるようになったので、「今、ここ読んでるの?」と一緒に読んだりもする。新聞でも大人の本でも漢字を抜かして拾い読みしている。
今、ブームなのは、「おおむかしの生き物」と国の旗らしい。熱心に水中恐竜の絵を描いていることが多い。保育園のともだちがユニオンジャックがついたTシャツを着ていることに興味を持ったらしく、イギリスの国旗に始まり、韓国、フランス、バングラデシュ、トルコなどいろいろ描いては見せてくれる。分厚い地図の本を見せたら、じっと観察、研究をしている。おおむかしの生き物も旗も初めて知ることばかり。へぇー、おもしろいね、を連発することとなる。へぇー。
息子が寝転がって、Rayに「かにむかし」を読んでいる。木下順二の名調子だから、はなれて聞いていてもおはなしのリズムが伝わってくる。おすそ分けで本を読んでもらうのは、いくつになっても楽しい。

小さな子どもがいる毎日は、不思議発見、驚きとよろこびの連続。私は、小さなたくさんの子どもたちに何ができるか、と考える原点だ。(大塚恵美子)