つまらなかった「10年後の東村山を考えよう!」

2010年11月12日 10時12分 | カテゴリー: 政治を変える

第4次総合計画・第4次行財政改革大綱について語る会

9日の夜、中央公民館で開かれた標記の会だが、言っては悪いが期待はずれ、つまらなかった。

市長から総合計画と行革大綱の説明がされ、その後、「10年後の東村山を考えよう!」としたシンポジウムが行なわれたが、いずれも10年後の未来を具体的に夢見ることはできなかった。
市長は流暢に説明されるが、きもちに響かない。言葉だけが表層的に流れてしまう。ああ、そう、それで?って。

第4次総合計画については、抽象的な構想と前期計画が説明された訳だが、財政の枠付けや実施計画(3年でローリングを予定)もまだ示されないから、どのような具体的な「はしご」をかけたら、将来像「人と人 人とみどりが響きあい 笑顔あふれる 東村山」が実現できるのかが描けないのだ。短歌じゃないんだからさ、語呂と季語が入っていてもいなくても・・・
第4次行革大綱も同じ。文字の羅列にしか見えない。この市、特有の課題への迫り方も解決のしかたも方向性が示されない。
残念ながら、どちらもステロタイプ、無国籍。
72人の画期的な「東村山の未来を考える」ワークショップで始った総合計画への協働、アプローチが活かされずじまい。文言でなくて、議論の行方はどこに消えちゃったの?
シンポジウムも時間の関係か、テーマの陳腐というか不在、意外性のない本音の引き出せないものに終始した。客観的にいえば、そんな感じ。
パネリストの大野由利子さん(ワークショップメンバー・総計審公募委員)、加藤安信さん(ワークショップメンバー・行革審公募委員)、高山博之さん(総計審会長)、畠中誠二郎さん(行革審会長)は、どなたもソフトな物言いで、4者が絡んで未来を描く、といった仕掛けではなかった。それぞれにご感想やご意見を戴いた程度とはもったいない。
参加者からは、限りのある時間の中で、ご意見があったが、それに的確に応えられていなかったことも、残念。多用される「みどり」ひとつ取っても、イメージに過ぎないのでは、との最もな意見にも具体に応えられない。やはり、いろいろな視点で問題提起されたことを同じ地平線で討議がされないと、つまらない。なんのために開いたのだろう。
全般に肩すかし、平日の夜、思いをもって仕事を終えた市民が駆けつけたのに、散会後にいくつか頂戴した感想も、私と同じものが多かった。不消化。やっただけ。

こうなると心配なのが12月12日に開催される東村山初「市民討議会」。ちらしが配られたが、準備はどうなのだろう。周知はこれからなのか、自治会の回覧板などで見かけるが、目的は何か、なんのために実施するのか、アピールが少々弱くない?
最も心配なのが、テーマは何か、ということ。やればいい訳ではないので、無作為抽出で集っていただく市民の方の議論をどのように進め、活発化させ、そしてどう活かしていくのか。今後の道筋と討議会の課題の想定が何より重要だが、大丈夫か!?市民の労力を無駄に使ってはダメです。(大塚恵美子)