12月議会開会 起立採決でスタート

2010年11月30日 03時14分 | カテゴリー: 政治を変える

もう師走、一年が早い。今日から12月議会、終了は夜7時を過ぎる。本日より本会議の様子が動画配信となるため、議場に撮影者が入る。そして、すべて起立採決となり、賛成は起立することに。採決の回数が多いことに改めて気づく。そして議会報では賛否が記名式で記載されることに。改革とまではいかないが、少しづつ議会に変化が出てきた。「見える化」作戦第一歩なり。

今日も会派に割り当てられた質疑時間が足りず、担当した議案について早口で質疑。答弁漏れがあったが討論時間を残さないと、と焦り指摘も再質問もできなかった。これじゃまずいよ。都度、時間増については議運協議会で弾力的に協議してはいても抜本的かつオープンな議論ではないことから、議会改革として一問一答方式とともに議論を進めなくては。

「市職員の給与に関する条例の一部改正」については、会派から佐藤議員が質疑を。職員給与については8年連続で公民格差を是正するため削減してきた。今回、都人勧に基づく削減効果額は9975万円。焦点は、人事評価の評価結果を相対評価として勤勉手当に反映する点。評価の手法として面接を行い相互理解を図り、人材育成に資する、というもの。多面的な評価のシステム、評価者の価値観については今後の課題であるが、会派としては賛成を表明。反対は共産党と草の根。

「ふれあいセンターの指定管理者の指定」「社会福祉センターの指定管理者の指定」については薄井議員が質疑を。どちらも特命での指定。5ヵ所のふれあいセンターは各市民協議会が維持管理等を担う。安上がりの下請けであってはならず、「協働のコスト」を考えるべきと指摘を。社会福祉センターは社会事業授産施設、福祉作業所として機能し、指定管理者は社会福祉協議会。33年経過の建物は老朽化が目立ち、延命化を施し、ストックマネージメントで検討することが確認され、全員賛成となる。

「有料自転車等駐輪場の指定管理者の指定」は大塚が質疑を。6ヵ所の自転車駐輪場はH21年にサイカパーキングが指定管理者となり、残る12ヵ所の駐輪場の指定管理者はシルバー人材センターだったが、今回、9事業者によるプロポーザルを受け、公募3人を含む選定委員会によって「社団法人 日本駐車場工学研究会」が選定された。当該候補者の実績、選定委員会で議論が集中した事項、交代による利用者にとってのメリット、事業計画が遂行されなかった場合の処置、評価システムの機能、検証などについて確認。H23年4月から交代となるが、事業計画の内、現在の管理者を積極的に雇用する人員計画を一定評価し、賛成とした。議会への資料提供が不十分であり、シルバー人材センターを高齢者の雇用確保という点で「特命」指定としなかったとして、共産党のみ反対を表明。

議員提出議案(変えよう!議会、共産党、草の根)「市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正」については議員の期末手当を0.2月分引き下げようという提案に対し、議員間で質疑が交わされた。概ね、公明、自民会派からは9月議会で期末手当の役職加算を廃止した上、職員に準ずる形で期末手当削減を提案することへの異論が述べられた。もとより、両会派は、役職加算廃止についても賛成されなかったのだが。
今回の提案は、社会・経済状況の実態を直視するなら、過渡的ではあるが避けて通れないとするものであり、賛成少数で否決されたものの、一定のルールづくりに向け、議会で議論を進めるべき、という今後の改革に向けた共通認識が確認されたことはヒット。
反対討論の中で、民主党から「今回の提案はパフォーマンスと言う人があるかもしれない。供託をしては」との確信犯的「ご意見」を賜る。考え方は様々であっていいが、なんだか、率直な物言いとは思いがたく、がっかりする。

以下は、「自転車駐輪場指定管理」の賛成討論
指定管理者制度の導入については、事業の専門性、人材育成、継続性の観点から、保育園、図書館等については、そぐわないシステムと考えます。
本議案については、既にH21年4月に6ヵ所の有料駐輪場の管理運営について議論を踏まえ、指定管理者を選定しています。いわゆる指定管理の通則条例をもたない当市ですが、公募委員を入れた選定委員会の中立、公平性など精度は増してきていると判断するものです。
従来のシルバー人材センターから管理運営者が交代する訳ですが、地元の雇用創出と維持、高齢者の雇用促進は重要課題であり、当該候補者の人員計画の内、現在の管理員の積極的雇用が遂行されることを強く要求し、安定的かつ市民本位のサービス向上に努められるよう求め、賛成の討論とします
。(大塚恵美子)