電車図書館、急遽補修作業を施す

2011年1月25日 03時41分 | カテゴリー: 本の楽しみ・図書館・学校図書館

美住町グリーンタウン内の地域児童文庫「くめがわ電車図書館」は、現在2代目の黄色い西武電車で約5000冊の児童書を載せて、毎週水曜日(午前・午後)・土曜日(午後)に開館。
設置は市立図書館誕生以前の昭和42年8月、その後、旧久米川公団の建替えに伴い、数年プレハブでの活動期間を経て、平成13年には、プラットフォームのついた新たな車輌で再出発することができた。現在、近所の子どもたち、親子連れで賑わう。継続はちからだね。

ちょうど私が議員となって活動し始めた年に、さまざまな施設におけるアスベスト問題が明らかになり、3年前に、電車図書館車輌のアスベストを除去することが決定され、東村山市が予算化し、万全の対策をとり、アスベスト除去の工事を西武鉄道に依頼。安全に除去した後で、車体全体の塗装もしてもらう。昭和46年製の車輌も再びぴかぴかの黄色い車体となり、再出発となった。
しかし、金属疲労というか経年劣化の波が押し寄せ、11月に、西武鉄道に点検をしてもらったところ、かなり亀裂が発生、錆が生じていることがわかった。
さて、どうしよう。アスベスト除去工事に際し、「電車図書館」は市の財産と位置づけられた。しかし、通年の運営、維持、メンテナンスは、自主的な活動をしているメンバーたちにかかっている。私は結構、この点が腑に落ちないのだ。

現在、「市立図書館設置条例 昭和49年」第7条に基づく地域図書館活動として認められ、「地域児童図書館補助金」30万9千円を受け、活動しているのは、電車図書館のみとなってしまった。この補助金は主に本を購入する目的に使われている。
補助金ではメンテナンスや修理は不可能なため、今までにも、いくつかの財団から助成を受け、車体の塗装を行なった経過もある。おそらく、今、全体の塗装をするとなると約150万円かかる、との試算がされた。
ありません、そんなお金。というわけで、知恵をしぼり、応急処置をすることに世話人会で決定した。知り合いの塗装職人の山ちゃんに相談すると、先日、脚立をもって見に来てくれ、診断ののち、部分塗装を引き受けてくれた、心意気で。

今日は、まず車体の清掃から、ということで、9時からメンバーが三々五々集り、山ちゃんの指示の下、久しぶりに、車体の屋根から落葉を落とし、全体の水拭きを行なう。ここ数年は、市内の明法高校のトレインファンクラブの有志による清掃が入り、大助かりしていたのだ。
昼にはすっかりきれいになり、その後、亀裂のある部分のはがしに入る山ちゃん。
工程としては、亀裂部分をはがし、錆び止めを塗り、パテを充填し、黄色のペンキをローラー等で塗って行く、ということらしい。亀裂箇所も多く、しめて5〜6日はかかる手間のようで、第2回の作業日は27日木曜日9時からということに。
私も毎回は顔を出せないかもしれないけれど、以前、ペンキ塗りを一緒にやった山ちゃんの作業を電車仲間と手伝うのは、実に楽しい。
さて、2月半ばまでには、きれいに補修されることだろう。しかし、今後のメンテナンス、お金のかかることだけに、実に頭が痛い・・・誰かいい知恵、なーい?(大塚恵美子)