認可保育園入園申請は昨年より多い976人

2011年2月10日 03時25分 | カテゴリー: 子ども・教育

昨年12月15日に入園申請が締め切られた認可保育園だが、昨年の806人を上回る976人が申請、入園できる枠は昨年の367人から482人へと増えたものの、現在、第1次選考過程にあるが、待機児の課題は、23年度も引き続き厳しい状況だ。さて、近々の保育園事情は課題の解消に向け、どこまで進んだか。

1月27日に、臨時児童育成計画推進部会が開かれ、傍聴したところ、保育園についての報告が主な内容だった。
4月開園を目前に、完成間近な姿を現した新設の認可保育園「ほんちょう保育園」の概容が明らかに。社福法人・村山苑が設置、運営する「ほんちょう保育園」は、市役所に近い本町地区プロジェクト内、いなげやの隣に位置する。市内初の高齢者福祉施設(デイサービス・介護保険適用外ショートステイ)との合築となり、陽当たり良好な2階建ての建物。
定員100名、園長、保育士17名、栄養士、調理員、看護師など5名、非常勤職員11名の体制で開園は7時から19時。地域支援事業では、障害児保育4名、一時保育、子育て広場開設など。特徴として、高齢者施設との合築のメリットを活かした多世代の交流、3・4・5歳児の異年齢クラス編成があげられている。これで認可保育園は17園となる。
添付の平面図を見ると、「体調不良型保育室(医務室)・観察室」という場所が目に付く。委員からも、「病時・病後児保育」の可能性について質問があったが、今のところスペースの確保だけで、看護士配置まで至らず、開始の目途は立っていない、との説明だった。

つづいて、4月オープンとなる野口町弁天橋近くの新設の認証保育所「マミーズハンド東村山保育園」の概要説明が。7ヵ所の保育施設の実績がある(株)日本医療事務センターが設置・運営する認証保育所は0〜2歳対象の35名定員。園庭もあり平屋のゆったりした造りとなっているのを見かける。

その他、青葉町・多摩北部医療センターに隣接する都有地にH24年開設予定の認可保育園は広島市の社福法人・三篠会が設置・運営者に決定したこと。また、同じく青葉町・多磨全生園内の国有地にH25年に開設予定の認可保育園については、事業者の応募が2社あったとの情報以外は国からは連絡なしとのこと。

第2保育園の民間委託化の検討は今のところ進展はなく、請願が継続審査であることから、保護者・市民との交渉は凍結状態にあること。

現在、指定管理者が運営する第8保育園は、民間移管を望む声が多く、保護者の評価を聞くアンケートを実施し、一定の判断をしていく方向とのこと。

運営形態のあり方を含め、今後の公立保育園のあり方、役割の明確化を定める方向であることや、12月議会で薄井議員が質した「保育計画」の策定については、次世代育成行動計画・レインボープランとの関連の中で、3月には一定の考え方が示される見通しだ。

今回の会議では明らかにされなかったが、認可外保育園や保育ママにもシステム変更、利用形態の変更が予定されていて、この点も注目。さらに、請願が採択された「認可保育園と認可外保育園の利用料の格差是正」についても、予算化への反映が気になるところだ。
ぜひ、「子育てするなら東村山」の実現に向けた舵きりを!(大塚恵美子)

写真は、完成間近の「ほんちょう保育園」