小さくても楽しさがぎゅつとつまった「スマイル・コンサート」

2011年2月13日 07時58分 | カテゴリー: 子ども・教育

雪がふったので、予定を大幅に変更、午後は伺えないと思っていたコンサートに急遽参加を。雪のお陰だわ、ラッキー!
11日、富士見文化センターで開かれたNPOあゆみ・なかよしクラブ「スマイル」のコンサートは、雪にもめげないホットな集いだった。
私も賛助会員となっているなかよしクラブ「スマイル」は、H10年から「あゆみの会(肢体不自由児者父母の会)」が自主的に始めた障害児の放課後クラブで、現在は市の補助事業としてNPOあゆみが運営を引継いでいる。特別支援学校の小学部から高等部までの登録者27名がウイークデーの下校時から6時まで活動している。

もう5回になる楽しいコンサート、スマイルの仲間たちは本当に楽しみにしていた様子で会場は満員、外の寒さを忘れる。
早速はじまったコンサートは2部構成で、オープニングゲストは声優の沖佳苗さん、アニメ「フレッシュプリキュア!」の主役キュアピーチ役だった佳苗さんのプリキュアのテーマで幕開け。小さな音の出る楽器も配られ、音楽が大好きでリズム感がいいスマイルの子たちは、一気にのりのり。
すぐ傍にいた女の子は、本当に音感がよくて、音楽が始ると体が動いて、大きなステップで踊るのだけれど、その弾けたような笑顔を見られるのが、私は楽しかった。人が心底、体中で喜び、楽しんでいるのは、その楽しさが伝わってきて、なんともしあわせなものだ。

つづいての2部は、4人編成の「Nenedrop+颯凛舎」の演奏が。「一緒に音を楽しむ、聞くことよりは参加すること」をコンセプトにしたNeneさんたちの音楽は、ヴァイオリン、ピアノそして、ピアニカ、おもちゃのピアノなどさまざまに鳴る音でできている。
モーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークで始まり、みんなで歌うスマイルに終わる演奏は、全曲、みんなの参加や手拍子で盛り上がった。
ブックミュージックという曲はすべて4人のもつ「本」で演奏する。閉じたり、叩いたり、めくったり、ですてきな楽器に。スマイルの仲間がステージで指揮棒を振って全員が参加する「だるまさんが指揮をした」、つまりだるまさんが転んだ!を指揮棒に合わせて手拍子で、という趣向。おもしろそうでしょ!指揮棒をふるった子どもたちの顔や様子がとてもいい。音楽って本当に楽しいんだなあ。楽しい波と笑い声がみんなをつなぐ。

懐かしい音楽や映画音楽のメドレーがあり、サウンド・オブ・ミュージックでは、小さい時から父に連れて行ってもらった浦和のオリンピア劇場で観た数々の映画、小学4年生の頃、友人のちえこちゃんとディズニーの映画を観にいって、何回も繰り返し観て夕方まで帰宅しないものだから、家では大騒ぎとなっていたこと、その後、おかっぱ頭のちえこちゃんは東大へ行って、医者になったんだったなあ、ということまで、まるで映画のように思い出してしまった。

音楽は楽しいことばかりを思い出させるなあ、とスマイルのお陰で、しあわせな元気をいっぱい充電してもらえた。
粉雪が舞う帰り道も楽しくて、ついつい用事を足しに久米川駅まで歩いてしまった。スマイルの皆さん、ありがとうございました。(大塚恵美子)