入学おめでとう

2011年4月8日 08時54分 | カテゴリー: 子ども・教育

昨日は富士見小学校、本日は第七中学校の入学式に伺った。
我が家のRayは富士見小の1年生になった。富士見小の新入生は67人、2クラス編成だ。入学式では一番前の席で、校長先生のお話や2年生の合奏にじっと見入っていた。ありがたいことに来賓席からは、子どもたちの様子がよく見えるのである。みんな一生懸命に一年生っぽい。年が明けた頃には、学校というものが得体の知れない不安なものでもあったようで、「学校へ行く道がわからなかったらどうしたらいいの?」と悩んで涙ぐんでいたが、このところすっかり脱皮したような気配だ。期待と不安がないまぜになっている気分はおとなだって同じなんだよ。
今日はランドセルを背負い、近くのお姉ちゃんと一緒に楽しげに登校、後ろも振り向かず、自慢げに嬉しげだった。ゆっくりゆっくり大きくなりなさい。
七中の入学式は凛としてすっきりしている。標準服に身を包むと、先日まで小学生だったようには思えない一年生。校長先生の祝辞にみなが聞き入っている。在校生の歌声も大きくよく通り、きもちがいい。おめでとうございます。新たなステージを迎えて、それぞれにあなたらしくあってほしいと願います。

避難所で入学や進学を迎えたニュースが届くが、岩手、宮城、福島の3県の被災地では、4月下旬に始業式を迎える準備がすすむと聞く。給食の再開や体育館の使用に、関係者は心をくだいていることだろう。いつもの春と同じように桜が咲いても、漠然とした不安に覆われた今年の春。それでも、後戻りはできず、ゆっくりでも歩を進めていくことになります。みんなでつながろう、みんなで気持ちを寄せ合おう。
我が家のパパ・ママが新一年生に準備した学用品を見ながら、私なりに被災地の子どもたちに使ってもらいたい学用品を心づもりした。

社団法人・日本小児科医会が出された「もしものときに・・・子どもの心のケアのために」という小冊子がある。H19年に出されたものだが、今、改めて目を通すと、自然災害や人的災害など身の安全を脅かされるような恐ろしい体験をしたり、またTVニュースなどで衝撃的な映像に触れたりすると心理的な問題や不適応をおこす心の傷への対応が記されている。被災地に限らずとも、震災時に繰り返し放映された衝撃的な津波の映像などにおとな自身も動揺してしまうと子どもへの対応が後回しになりがちだ。PTSDに至らなくとも、「大丈夫だよ」というメッセージを伝え、一緒に安心できる日常を取り戻すことが大切だと思う。年齢が低いほど反応を起こしやすく、また治りやすいという傾向もある。おとなにできる支援として「何度でも子どもの話に耳を傾けたり」、「楽しみにしていることを続けさせてあげて」、「おとな自身の心のケアも忘れずに」と小冊子にアドバイスがある。
震災当初、市内の子育て総合支援センター「ころころの森」や子育てひろばが閉館されてしまったことについても、早い時期の開館を求めてきた。3月29日から開館となり、野口町のひろば「ぷくぷく」を2日目に訪ねたら、いつも通りの6〜8組くらいの親子さんがのんびりとくつろぎ、遊んでいる姿をみてほっとした。いつもの笑顔が嬉しい。
市内で活動するNPO・HUGこどもパートナーズでは「HUGコミ第15号」で、子育てひろば全国連絡協議会で集める「被災地の子育て支援拠点を中心とした子ども・子育て家庭支援団体へ限定した義援金」に協力する義援金の募集を行っている。共感してしまう。
4月末まで集めています、情報はこちらからどうぞ。
http://members3.jcom.home.ne.jp/hug-partners/
みんな、それぞれに自分らしいやり方で、いこう!(大塚恵美子)