厚生委員会報告その1

2011年10月26日 09時42分 | カテゴリー: 自分らしく生きる

25日の厚生委員会では、7月より審査してきた以下4件の請願を、予算編成の時期にあたり、議論も尽くされたことから委員間の議論、討論を経て採決した。

・6号 東村山市身体障害者等住宅設備改善費の規則の改正を求める請願
・7号 東村山市障害者日常生活用具費の給付に関する規則の改正を求める請願
・8号 東村山市難病福祉手当に関する請願
・9号 難病患者福祉手当に関する請願

8月には、3人の請願代表者を委員会の「休憩時間」(議事録に残らない)にお招きし、願意や生活実態について直接お話しを伺う機会を設けた。

6号については、視覚障害者の団体からの請願で、従前の「住宅設備改善費の規則」内容の中の給付種目にあえて「段差をつける」ことの追加と、給付対象者に視覚障害者を追加することを求める内容だ。サービスの内容は一律とすることなく障害によって必要なノーマライゼーションは異なる、例えば視覚障害者の場合だと、家の中に「段差」を設けたり、電気のスイッチを同じ方向に付け直したりするニーズに対応してほしいという点や、障害種別によるサービスの規制をやめてほしいというのは、その通りであり、固定概念から新たな気づきを得ることができた請願だ。
国も同じ基準というが市の単独事業でも可能である、との意見も出たが、賛成少数で不採択に。

7号については、点字を使ったディスプレイ「ブレイルメモ」が給付の種目に入っているが、給付要件が視覚・聴覚の重複障害者だけが対象であり、視覚障害の社会参加、コミュニケーションツールに活用の巾を広げてほしいとの願意だ。PCと接続し、会議や読書にも使え、今の時代に不可欠なツールであり、用途の限定なく視覚障害者にも使えるように対象を限定しないでほしい、というのは納得度も高い。
現在、市でも規則の改正に着手している。既に多摩26市でも4市が導入予定、23区中21区が導入とのことであり、対象が少数者であることや本体が37万円と高額な機器であることが課題であってはならないと思うのだが。賛成少数で不採択に。

2つの請願については、障害者とともに生きるための条件整備が限定されていること、健常といわれる人が享受できるものが、同じように得られない、ましてやコミュニケーションツールとして当然補われる必要があるものに行き届かないこと、汎用性にこだわり過ぎ、必要最低限、最小公倍数に留められてしまいがちなことに課題と壁を感じた。

難病福祉手当関連の請願については次回にアップを!(大塚恵美子)