原発都民投票、ジャンプイベントを終え、大阪につづこう!

2012年1月18日 14時10分 | カテゴリー: 政治を変える

原発都民投票@東村山では、「直接請求を成功させる会」に登録された受任者(署名を集める人)が180人を超え、街頭署名を中心に集った署名数は、1066筆を超えている。2月9日まで、ふたがんばりが必要な東村山、「直接請求を成功させる会・東村山」のMLリストだけでなく、多くの方に知ってもらおうとブログも立ち上げた、ぜひ覗いてみて!http://tomintohyo-hm.ee-karari.com/

同時に署名活動をしていた大阪市では1月9日に署名終了を迎え、【みんなで決めよう「原発」国民投票】グループが「『原発』大阪市民投票条例制定請求」のために収集した請求署名61,087筆を16日に大阪市選挙管理委員会に提出。記者会見後、橋下市長に公開討論会への出席を求める「要請状」 http://kokumintohyo.com/を市長室担当職員に手渡した、と今井一事務局長からメールが届いた。法定署名数42,673筆を大きく超える市民の意思を示したといえる。やったね!

さて、東京では、1月9日に、武蔵野公会堂で原発都民投票の中間報告会「ジャンプイベント」を開催、署名終了の大阪と映像でつながり、努力と成果を共有した。
千葉麗子さんら請求代表者が壇上に並び、「制服向上委員会」の高校生女子の「だっ、だっ、脱原発!」の元気なライヴありで、大阪の報告と東京の署名活動の中間報告として、渋谷、新宿、立川などでの活動の様子や、折り返し点を迎えたこれからの東京の4週間の後には引けない活動に焦点をあてるイベントとなった。
9日段階での署名数は78,240筆、受任者12,970人、カンパ240万円との報告があり、条例の制定に必要な有効署名数214,236筆の約1/3。これからを盛り上げないとならない。

ジャンプイベントでは、ゲスト・スピーカーのレーナ・リンダルさん(持続可能なスウェーデン協会理事)が達者な日本語で、彼女が18歳の時に、スウェーデンで行なわれた「原発国民投票」について語られたことに感銘を受けた。18歳で投票ができるスウェーデンの「原発国民投票」は、1980年3月に実施され、これはチェルノブイリ事故以前の実施なのだ。自国のエネルギーのあり方に30年以上前に向き合ってきたスウェーデン。この違いに驚く。通常の選挙の投票率は90%、この国民投票は75%の投票率だったそう。三択の「設問」に投票する形で、内容はシンプルとはいえず、じっくり読み、投票した「エネルギーについてみんなで一緒に考える大きな機会だった」とレーナさん。通常の選挙と同様に極めてオープンに政策を伝える戸別訪問もOK、街角に「選挙小屋」を立て、アピールすることもOK、スタジアムを借り切り、アピール集会をする模様などがパワーポイントで映し出され当時の熱気が感じられた。
3つの設問、その①は「計画されている原発は全部建設した上で、廃止へ」、その②は、折衷案「常識的廃止へ」、その③は「10年で廃止へ」というもの。①は産業界が主流の案、②は組合、③は市民・文化人が主張、とのことで、結果は①と②で58%を占め、③は38%とのこと。おもしろいのは一応、どの設問も「いずれ廃止」なのだ。2012年の今、スウェーデンの稼動中の原発は10基だそうだ。

日本では知らぬ間に増殖し続け、老朽化の一途を辿る地震列島に建つ原発54基、しかし、今稼動しているのは5基にすぎない。東京電力の原発のうち、今動いている柏崎刈羽の原発2基も3月までに定期点検に入る。電気は足りている。電力不足キャンペーンや東電の企業向け電気料金、4月から17%値上げ、許しがたいじゃない?
今後のゆくえは、市民が都民が、おとなが責任をもたないと、やっぱり未来を語れないと思う。

福島第一、第二原発の燃料プール一時冷却停止、原子炉等規制法見直しについて原発の稼動は原則40年との報道からたった10日で、最長60年に根拠のないまま寿命を延ばすなど、原発のもつリスクに今の今も向き合っていない状況に、原発大ユーザーの都民は怒らなければならない、意志を示さなければならない。電力事業者に加担した(委員が多額の寄付金もらうわ、民主党代議士もパーティ券購入してもらうわ)国や政治家に任せておくわけにいられないでしょ?市民が議論を行なう場、ルールづくりが絶対に必要。(大塚恵美子)