さまざまな人事決まり、議会の2年間リスタート

2013年6月6日 08時47分 | カテゴリー: 政治を変える

 

会派控室のドアにかけられた新たな表札。3つの会派が同じ部屋ではありません、念のため。

3日は、6月議会開会初日、少々疲れた、さまざまな水面下の思惑に。市長の所信表明が始まったのは夕方6時近く、即決議案2件の審議が終了したのが9時少し前となる。

それまで、朝から何をしていたのかといえば、議会人事の改選などに時間が費やされた次第。はじめに議長・副議長選挙。先だって、非公開ではあるが、全員協議会での議長立候補者3名(東村山を良くする会・奥谷浩一、自民・肥沼茂男、ちゃんと変えよう!東村山・佐藤真和)による議長公約の開陳が行われた。実質的な議長選挙が東村山市議会、始まって以来のこととなる意見表明ののちに行われたことは大きな一歩だ。奥谷議員、佐藤議員が「開かれた議会」への思いを表明され、肥沼議員が「争点のない選挙」「頭と腹ではなくハートが大事」と述べられたことについては少々違和感をもったけれど。私は佐藤議員に投票できたことが実に嬉しかった。開票結果はそれぞれ24票中13票で、議長・肥沼茂男・自民党、副議長・駒崎高行・公明党、に決まる。

その後、4つの常任委員会委員、総合計画審議会委員など19もの審議会、協議会委員の指名、昭和病院組合議会など5つの組合議会委員の選挙とつづき、折々に代表者会、議会運営委員会が開かれ、そのたびに暫時休憩。すべての人事の片がついたのが夕方というわけ。

結果的に、一人会派に至るまで、何らかのポストが振り分けられ、しかし、大会派の議員はひとりが3つから5つもの委員を兼任する数の論理である。すべて報酬が発生する。なかでも審議会などは議員が構成メンバーであることが必要か否かの議論は早晩、必要ではないか。

水面下での話し合い、駆け引き、配慮が議会人事のあらゆる場面であったことは、今の議会の状況を浮き彫りにする。数の「拮抗」や、一人会派が5人となり、圧倒的大会派の提案による予定調和ではすまなくなり、「キャスティングボード」などさまざまな環境が作用する。
交渉団体は結成できなかったものの少数会派の意見も無視されるという訳ではなく、一定の改革はあったものの、議会改革を特別委員会で議論している最中にあっては、人事、組閣だけは別次元というのは多いに道半ば、ダブルスタンダードであり、「可視化」がされない水面下の進行は、市民への説明責任は果たせない気分で気が塞ぐ。

佐藤議員は「ちゃんと変えよう!東村山」、私は「東村山・生活者ネットワーク」として会派を結成し、この2年間の立ち位置を決め、活動をスタートさせた。控室は従来通り同室で、さまざまな会派の議員が立ち寄ってくれるのも変化なし。

議席番号が24番となったが議場の席は以前と変化なしの最後列。続投で厚生委員会委員(委員長・福田かづこ・共産党、副委員長・石橋光明・公明党)となり、緑化審議会委員も続投となる。一人会派となったので「議会基本条例策定を進める特別委員会」の委員定数をひとり増やし、メンバーに戻ることになった。委員会付託議案への質疑通告も済ませ、4日、6日、7日が一般質問だ。私は7日の最終日の最後に登壇(自席だが)となる。

このところ、議会をサポートする議会事務局の活動は、ツイッターでの情報発信、一般質問通告書全文の公開など著しく活発で、ありがたく頭が下がる。議会に関する詳細はこちらを。http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/gikai/index.html

実質的に議会を変えるのは並大抵ではない範疇がまだまだあるが、「市民のためになるどんな成果を生んだか、と実質的成果が問われる段階にある」とは自治経営学会研修会での廣瀬克哉さん(法政大)の言葉だが、まさにその通り「議会のあり方を議論」する段階ではもはやなく、ましてや「なんちゃって議会改革」ではもうすまされない。(大塚恵美子)