都議選を終えて、そして参院選に向けて

2013年6月30日 23時56分 | カテゴリー: 政治を変える

東京・生活者ネットワーク西崎光子都議会議員から選挙報告と大河原まさこ参院選への応援メッセージが

予想していなかったといえば嘘になるが、自民党公明党の圧倒的勝利という衝撃的な結果から1週間が経ち、平静心を取り戻したが、前回を10%下回る低投票率43.5%には愕然とし、言葉もない感じだった。

東京・生活者ネットワークは6つの選挙区で候補者を擁立したが、西崎光子(世田谷区・現職)、小松久子(杉並区・新人)、山内れい子(国分寺市/国立市・現職)の3人の当選にとどまった。参院選の前哨戦と位置づけられた国政選挙並みの選挙戦で、善戦したと思う。6つの選挙区にきり候補者が立てられずオルタナティブな政治手法として十分な選択肢となり得なかったこと、その反面、一人区、複数の自公候補者が乱立した規模の大きな都市部で、ローカルパーティの存在が埋没してしまったことを残念に思う。
TVでの党首の取材などに生活者ネットワーク代表でもあり、候補者でもある西崎光子が登場する回数も増え、確実に東京・生活者ネットワークは認識されてきた選挙でもあったはずだ。「諸派」という屈辱的な扱いではなく。スローガンに終わらず、34の地域での調査、研究による生活者発の政策提案、議論ができる地域政党の意味を更に浸透させていかなければならない。

都議会生活者ネットワークの政務調査室勤務の時代に都議会議員6人のうちのひとりだった誠実な人柄と仕事ぶりの大河原まさこさん

低投票率の結果は、国政選挙の前哨戦とされたことによって、政権交代が期待外れに終わったことや右傾化する政党への嫌気、大政党の思惑、第三極争いなど国政と同様の政党による政治にうんざりする政治離れを加速させ、マスコミ、メディアのあおりや誘導も看過できない。
地元、東村山市(北多摩一区)の開票結果は、谷村たかひこ(公明党)、北久保まさみち(自民党)、尾崎あや子(共産党)の当選となったが、どの政党も組織票が基礎にあり低投票率でも強いと思われるが、前回の数字と比較すると、あることに気づく。北多摩一区でも投票率は10%下がり、公明党4000票、自民党4000票、共産党4000票をそれぞれ減らしているのだ。今回、民主党を離党し無所属でチャレンジした佐藤広典(無所属)と、のぞえ秀樹(民主党)を合わせても前回の佐藤・民主党の得票55000票には、26000票も及ばない。
組織票が固いと思われるところも大きく票を減らし、民主党への期待票は霧散してしまった。自民、公明、共産の大政党は、信任された結果ではないことを肝に銘じてほしい。 

4日から参院選告示となる。私は東京・生活者ネットワークの都議会議員だった大河原まさこさん(民主党)を支持しており、27日に渋谷で開催された「サポーターズ会議・大集合」に参加した。6年前につづき、市民が再度、大河原を国政に送ろうということで、「今、必要な政治・政治家とは」と題した五十嵐敬喜さん(法政大)、中下裕子さん(弁護士)、坪郷實さん(早稲田大)の鼎談、東京・生活者ネットワーク西崎光子ほか市民15人による「応援する理由」、右傾化する政治にNo!を突きつける大河原まさ子の決意を受け止めた。
自民党政権復権により官僚や業界団体との密着など政・官・行の一体化で元に戻った霞が関光景や自民党改憲草案、3.11を経てなお原発再稼働や原発輸出、経済至上主義的例外なき関税撤廃のTPPなどへの舵切に危機感を抱く大河原に民主党を内部から立て直すために仕事を継続させたいと強く思う。

生活の現場にこそ解決すべき政治課題がある。都議会議員時代から市民政治のリーダーとして、犠牲の上に成り立つ「コンクリートから人へ」、チェルノブイリ以降からの「脱原発」の取組み、遺伝子組み換え食品や複合汚染から脱却する「環境福祉優先」、子どもに向ける施策の前進「チルドレンファースト」などを基調に現場の先端を生きる市民の発意を位置付ける活動のために、大河原まさこを支持し、今回の選挙に期待したい。

政権そのものが右傾化し、独走を止められない国では困る。そのためにはひとりひとりが投票に行き、ムーブメントを起こすこと、そこからしか始まらない、と思う。一票を持たない子どもの未来のためにおとなは責任を持たなければならない。明日を諦めないために選挙に行こう。(大塚恵美子)