学芸大学でゲスト講師をつとめる

2013年7月20日 12時44分 | カテゴリー: 政治を変える

18日は、学芸大学環境教育の原子栄一郎ゼミ「職業入門」のゲスト講師として声をかけて戴く。これまでにゼミでは、企業人、NPOの方々の講義を終え、今回はワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン事務局長の藤木千草さんと私のふたりがゲストとのこと。
藤木さんは、雇われない働き方ワーカーズ・コレクティブの紹介につづき「3.11以降のワーカーズ・コレクティブ運動」として被災地大船渡での生活支援、移動サポート事業化などワーカーズの意義や可能性を提示された。
私は政治への市民参加を持続させる生活者ネットワークの政治姿勢やルールについて、3.11以降の社会の変化や議会改革を交えて「政治は生活の道具」として、お話しした。

ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパンの藤木千草さん

ワーカーズ・コレクティブも生活者ネットワークの政治参加も、生活クラブ生協の運動に基点をもつ。ワーカーズ・コレクティブは協同組合方式による社会的企業であり、1984年に結成されている。生活者ネットワークは、1977年に「代理人運動」として練馬区で誕生し、1979年に練馬区議会議員を、そして1985年に都議会議員を送り出し、現在33の地域に52人の議員(代理人)が活動している。どちらのうねりも、暮らしに必要なものは私たち市民が生み出していこう、おまかせでない生き方をしよう、との思いが今に連綿とつながる。どちらも市民自治の拡大である、と自負している。
そんなあたりがゼミ生に伝わったろうか。次回は、一方通行の講義でなく、学生の意見や発想を聞く対話のかたちでありたい。藤木さんとのコラボレーションは無理なくいい感じだ。改めてワーカーズ・コレクティブの可能性について学ぶ機会ともなる。

学芸大学の学生とは、これまでにも2回にわたり「政策ゼミ」を行ってきた。2009年には、東村山のまちの課題、地域で解決すべき課題について学生たちと調査し、議論し、提言を「市民が選ぶまちのデザインゼミ」としてまとめ、発表会には渡部市長も参加してくださった。そのうちのひとつ「誰でも集える居場所づくり」の提案がさまざまな要素とまじりあい「まちの縁がわ本町」に結実した、ともいえる。

今回、講義させてもらったゼミ生は3年生が中心の20人くらいでなかなかお行儀がよい。政治家と市民運動の違いやインターンなどについて質問をもらう。夏休み前のこれからが試験、秋には教育実習が開始とのこと。キャンパスは賑わっていた。
私の講義の終わりは、政治を遠ざけず、投票から始まる政治参加を!と結んだ。政治はよそ事ではなく、市民自治の拡大につなげなきゃだよ、と。
学芸大の環境教育エリアは農園が広がり緑が広がる気に入りの場所のひとつ。しばし楽しむ。(大塚恵美子)