大好きな小出裕章さんと合唱の午後

2013年9月1日 07時28分 | カテゴリー: 政治を変える

31日土曜日の午後は東村山で、小出裕章さんをゲストに「三多摩青年合唱団 未来の子どもたちのために」の会があった。歴史のある合唱団と東村山市内二中の合唱部(都大会金賞!)の若い歌声のコーラスもあり、歌と小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)の講演「福島原発事故後の現実を生きる」とのコラボレーション。珍しい組み合わせで、どちらも東日本大震災被災地への思いが連なる。

人と共存できない原子力、放射能をJOCの臨界事故からひもとく。起きてしまった原発事故の収束には遠く、毎日、汚染水が300トンも流出し海にもれている事態を、以前からのこと、と国の欺瞞と無策をつく。海洋汚染を国際的に非難されないのはアメリカ、中国などの大国が大気圏で行った核実験の規模が既にフクイチの100倍もの影響を与えているから、と、世界の無言の訳をとく。

「被災者ではなく人為的な事故の被害者」「おとなたちは、原発推進によってだまされたことの責任を未来の子どもたちから問われる。無罪ではない。その時どのように生きていたのか、と」とは小出さんの言葉。歌声とともに一人ひとりに届いたか。

打上げに誘って戴き、4月に「子どもの未来を考えるゆるやかなネットワーク」が主催した小出裕章さん、鈴木大久さんの講演会「福島原発事故後の現実を生きる」以来、4ヶ月振りにお会いした大好きな小出さんと再会のハグ。これだけは欠かせない。

青年合唱団の皆さん、二中の箱崎先生とも親しく交流させて戴き、出会いに感謝。その後、福島の浪江町から来て下さった鈴木大久さん、井戸川洋子さんと市内の脱原発グループの仲間たちと、小出さんを囲んで二次会を。前日は首相官邸前抗議に参加され、翌日は、日比谷公会堂での脱原発集会で講演される小出さんを引き止める形にもなってしまい心苦しいが、目の前で鉛による冷却・封じ込めについても個人講義してもらう。京大原子炉実験所でのお仕事はあと1年半とのことだ。「熊取を訪ねていいですか」と聞くと、「ぜひ来てください、待っています」と。約束をしてお別れを。

3.11以降、脱原発の市民たちの精神的な支柱である小出裕章さん、出会ったのは3.11以前にさかのぼる。いつも変わらない小出さん、優しくユーモアにあふれる。オトコ嫌いの私が大好きを公言する唯一の男。小出さんも男嫌いということで、気が合うのだ「私たち」は。今日は書き放題だ。

「原発をなくすことは、差別をなくすこと」と連日活動の小出さんに「お休みはないの?」と尋ねるが、いつも返ってくる返事は「今は戦争です。休んでいられません」と笑う。なにより、お元気でいてほしい。(大塚恵美子)