「子宮頸がんワクチン被害者連絡会」神奈川で支部結成の動きが

2013年10月16日 12時20分 | カテゴリー: 政治を変える

昨夜は関東圏を台風が直撃し、深夜12時少し前だが、横浜から風雨の中、帰宅。湘南新宿ラインも西武新宿線も止まり止まりしながらも動いていて助かった。
私も参加している「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会(今年3月発足)」が、神奈川でも支部を立ち上げたいとの被害当事者さんたちとともに学習会と支部発足の呼びかけを行う記者会見を横浜で開いた。
急遽の開催、しかも台風の雨にも係わらず1時からの学習会(男女共同参画センター横浜)には報道関係者含め32人が参加。講師の池田としえ事務局長(日野市議)の時折、涙を拭いながらの状況説明、被害状況に聞きいる人の中には被害者である高校生のお嬢さんの姿もあった。連絡会では720件もの相談を受け現在も164人の家族と連絡を取り合っている。神奈川は被害者の数が18人と多いことが確認された。

神奈川で被害者連絡会支部を立ち上げたいとの強い思いを抱く山田さんは、被害者である高校生のお嬢さんを持つお母さんだ。H23年8月に初回接種を受けたお嬢さんは、不随意運動による痙攣、歩行困難、全身の痛みなどの神経症状に悩まされ、自らの体や組織を使っての筋生検のため先日まで入院されていた。自らの体を使って子宮頸がんワクチンのリスクを実証するためにだ...お話を伺っていて涙がこぼれる。

引き続き6時からは横浜市役所で記者会見を開いた。IWJ、NHK、TV朝日、東京、毎日、読売、産経、神奈川の各新聞社、生活と自治、週刊金曜日などの取材陣15社が参加された。被害者家族6人と被害者である高校1年生と3年生の2人のお嬢さんが車椅子で参加された。ワクチン接種の危険性を訴えられてきた宮城県の医師・佐藤荘太郎先生も駆けつけてくれ、記者会見は7時半まで続いた。
「これ以上、被害者を出さないで。治療方針を確立して。接種を中止して。」と訴えるお2人のお嬢さんは、痛みと倦怠感、手足の痙攣・不随意運動に日夜悩まされている。それでも、学校には行きたいと精一杯力を振りしぼっている。

身体症状だけでなく記憶が寸断され帰り道がわからなくなったり、計算ができなくなったりの症状も起き、被害者である思春期のお嬢さんたちは、お母さんに心配をかけまいとする。接種させてしまった母は悔やんでも悔やみきれない思いを抱え、昼夜分かたず、娘の苦痛に寄り添う。あまりに理不尽で不条理な悔しい思いが池田市議をはじめ、私たちを突き動かす。記者会見の後も、横浜市会議員との話し合いの場が持たれ、意見交換がされ、支部発足に向け一歩が大きく動いた前夜となった。

つらい症状の中、勇気をふりしぼって参加された被害者のお嬢さんたち

すべておとなの責任なのだ。
2009年12月に承認された子宮頸がん予防ワクチン・HPVワクチンの全国での接種者数は今年7月までで、サーバリックス258万人、ガーダシル70万人、合計で328万人となっていて、3月までに副反応被害者1968人が報告されている。世界中の副反応被害者は28000人を超す。サーバリックス、ガーダシルともにHPVウイルスのうち、たった2種類にしか効果がない(1%)ワクチンとされ、いまだ有効期間も定かでなく(7年くらいか)予防より被害比率が圧倒的に高く、子宮頸がんは検診によってのみ予防可能だ。もちろん10代、20代の子宮頸がんの死亡者はないに等しく、死亡者は70歳以上が圧倒的だ。
効果が実証されないワクチンは法定接種であろうと決して強制接種ではなく、自治事務として接種主体は自治体であり、説明責任や救済が求められるはずなのだ。東村山にも被害者がひとりいらして、いまだ副反応が未回復の状態であることを、今期の決算委員会で確認した。

今年4月に法定接種となる以前の任意接種時に被害者が続出しており、補償については、PMDA(医薬品医療機器総合機構)による救済制度が適用されるが、ハードルが高く申請以前の却下が相次ぎ、救済申請した方は23人、うち13人に給付が決定したのみだ。因果関係が実証されない、という言葉がついて回る。

現在、子宮頸がんワクチン接種勧奨は一時中止となっているが、このところ、推進派の動きが活発化しているように思える。一刻もはやく接種自体の中止を求めてやまない。(大塚恵美子)