秘密保護法案 参議院委員会でも強行採決

2013年12月6日 09時23分 | カテゴリー: 政治を変える

12月4日、東村山市議会一般質問最終日の最後の質問は私だった。不消化の部分の多い質問、提案となってしまったが。終わるやいなや、準備を進めてきた「特定秘密保護法案に対する慎重審議を求める意見書」の提出動議を10人の委員(島崎、奥谷、朝木、矢野、福田、山崎、山口、保延、佐藤、大塚)の意向で出した。しかし、自民、公明、みんなの党、新生保守の会の反対で、議事日程に追加されることなく「門前払い」に終わってしまった。議案の説明さえ、許されないという国会におとらぬ数の論理である。議会基本条例制定をめざし、取り組んできた2年半の議論の信頼に影がさす思いではある。

特定秘密保護法案、参議院委員会での強行採決となった。
アリバイ的な福島での公聴会が開かれ、公述人が全て反対の意志を示しても、翌日の11月25日の衆議院では法案の強行採決となり、参院に送られた法案の審議が国家安全保障特別委員会で開始するやいなや、会期末を直前とした12月5日の4時過ぎには強行採決に踏み切った。

7月の参議院選挙の一票の格差に対する広島高裁の判決は「即時無効」だったが、その参議院での暴挙である。またしても、さいたま市での開催が突然決まった公聴会の直後にだ。こんな愚弄があるか。弁護士会、ペンクラブをはじめとする国内のみならず数えきれないほどの識者や表現者、国民の声を、国連の勧告もツワネ条約も無視した異常な独走ぶりだ。公明党も何の抑止力にもならず。参議院が一票の格差・違憲状態(最高裁判断)を歯牙にもかけず、憲法改正の代替案としか思えない状況に国の自滅行為をみる。

私は6時過ぎに本会議の様子が知りたく、抗議のために参議院議員開会前に出かけた。舗道は仕事帰りの人でびっしりと埋まっていく。いてもたってもいられぬ国の体たらく、政権の暴走ぶりに歯止めをかけたい、なんとか正気を取り戻せとの思いの人であふれる。官邸前、国会正門前でも抗議の声が響く。

9時20分に本会議再開との情報が入り、緊張が高まるが、11時に本日の審議は終わり、6日の13時から本会議再開との情報で、集まった人たちの群れや流れはすこしづつ小さくなっていった。
民の声を全く聴かず、どこに進んでいくのだろうか、誰のための国だろうか。
恥を知れ!と思う。(大塚恵美子)