福島の子どもたち・保養プロジェクト「春ステイin 東村山」終わる

2014年3月30日 08時35分 | カテゴリー: 政治を変える

ともに活動してきた「福島の子どもたちとともに 東村山市民の会」が主催した第2回目となる保養プロジェクト3月21日~27日が終わった。
今回は福島各地から、こども20人(1歳~11歳)、おとな12人が参加してくれ、4家族が延泊された。取り立てて何かがある場所ではない東村山だけれども、子どもが当たり前に外遊びができる環境で、思う存分遊んでもらおうという趣旨に多くのママたちが応募してくださった。
企画したコアメンバーに加え、多くの仲間たちがボランティアで参加、また資金面でのカンパもたくさん戴き、東村山市・東村山市教育委員会の後援を受け、東村山スタイルで無事に終了することができた。

1陣の21日から24日までは、ご好意でお借りしているマンション、戸建て住宅、マンションのゲストルームに加え、初のホームステイを我が家でやることになった。どんなお家かなと、ゲストはどきどきだったと思うが、福島市、郡山市からの2家族5人、ママたちは息子たちと同年代、子どもたちは我が家の孫たちと年の近い6歳と3歳の姉弟と5歳の女の子。お会いした途端、あっという間に打ち解けてしまった。
子どもたちは、野外劇場、六道山のアスレチック、中央公園散策、造形教室と元気いっぱいに外遊びを満喫、我が家の孫男子も一緒に遊び、カルタや双六で大騒ぎも。
ママたち(今回は全てママたち)は集会施設で、ヨガ教室、ベクレルフリーのマクロビオテックの食の講座、オイルマッサージなどをゆっくり楽しみ、希望者は開業医に健康相談をし、ボランティアが腕によりをかけた食事は全員で交流しながら。2日目のウエルカム・パーティには、三多摩合唱団の皆さんがコーラスとお話しなどを披露してくれ、トトロも登場、子どもたちに大人気だった。

我が家のホームステイは人使いも荒く「ママちゃん、あれとって!」「ホットケーキ焼いて!」と家族のように遠慮せず。ママたちは心優しい人たちで、ちゃっちゃと洗い物をしてくれ、夜は、お互いの手をマッサージしたり、ワインを飲みながら、夜更けまでいろいろなお話しを伺う。
福島での被災から今迄の暮らしのこと、家族の関係、子育て事情、悩み、除染の無意味さ、などを伺う。涙を浮かべる時もあり、3年の国の無策、「原発事故子ども被災者支援法」の実効性のなさを実感する。子どもたちの外遊びは時間を区切り、洗濯物も長い時間は干さない。4月に長女が小学校に通い始めるAさんは通学路の線量が気にかかる。家の中で、縄跳びは解禁したけれど、自転車の乗り方を教えてやれない、と嘆くママたち。

3人の子どもたちはくったくなく明るい。ママたちもぐっすり眠れた、と。もうひとつのおばあちゃんちのようで嬉しくなる。
最終日は朝ご飯を済ませると、身支度しながら、家の中、トイレやお風呂場を手早く掃除してくれるママたち!

私たちはいつでもここにいるよ。いつでも思い出して、そしてまた訪ねてほしい。そんな場所でありたい。(大塚恵美子)