「児童発達支援センターきらり」と「きたまちセンター」小金井の新施設を見学

2014年7月27日 09時36分 | カテゴリー: 政治を変える

25日は、小金井市議の片山かおるさんの誘いで「三多摩議員ネット」が小金井市の新しい施設を訪ねる有意義な視察に参加。

東小金井駅北口はJR中央線の高架化の後、土地区画整理事業地域に移転した認可保育園「けやき保育園」新園舎と合築された「児童発達支援センターきらり」を訪問。
移転前の前身も保育園と「ピノキオ幼児園」という特別な支援を必要とする就学前の子どもたちの施設が一緒にあったが、H20年から3部7課の行政側の内部検討委員会に加え、市民、保護者とともに新園舎建設検討委員会を立ち上げ、意見交換を重ね移転に結びつけた画期的な取組みだ。
H246月に工事着工、翌年7月に完成した新園舎は安心とつかいやすさにあふれている。また、「ピノキオ幼児園」は児童福祉法に基づく「児童発達支援センターきらり」へと移行し、運営は「社会福祉法人雲柱社」が受託している。

「きらり」は、相談部門、発達支援部門(放課後等デイサービス、外部訓練事業)、通園部門(通園児童発達支援事業ぴのきお、親子通園事業)に分かれ、一般相談や利用申請後、医学的判断、保健師の判断があれば認定となり、受給者証を交付し2週間くらいで支給決定、利用開始となる。通園事業は20人が週5日通園で利用し、療育トレーニングは通園の子も外来訓練の子も週3回利用できる、早期発見早期支援のため、ほかの施設より訓練回数が多く成果が出やすいとのこと。
建設費95000万円、うち25000万円は土地区画整理補助金が充てられ、「雲柱社」への委託費は15000万円。運営主体は保育園が市直営、センターは「雲柱社」に委託、ということで従前あった一体化のしくみとは異なっているため、今後の子どもたちの連携を知りたいと思う。うだるような暑さのなか、けやき保育園では、屋上のプールで異年齢保育の子どもたちが元気に水しぶきをあげていた。

午後は、貫井北町の国鉄清算事業団より購入した土地に23年ぶりに開設された「きたまちセンター」を訪ねた。市内4館目の地域センターだ。
こちらの目玉は、図書館と公民館の複合施設の運営をプロポーザルで選ばれた市民NPO「市民の図書館・公民館こがねい」が受託し、市民協働が実現している点にある。
図書館のヤングアダルトコーナーを初めて設置し、閲覧席も多く設けられ、パソコン専用電源が使える。スタッフ
17人中、図書館スタッフ11人は全員司書資格をもち、蔵書は56000冊を予定。障害者団体が朝の配架を行いカフェも運営している。

公民館では、ガラスが多様されたパーテーションで仕切られオープンに使える部屋やコーナーは明るい雰囲気で、ドラムセットの置かれたスタジオや陶芸窯のある創作室など若い人にきてもらおうというコンセプト、新たな仕様が随所にみられる。

設計費は3780万円、建設費は8億2400万円とのことで、H26年度のNPOへの委託費は5861万円。「きたまち空間」というセンター便りを発行し、着実に地域への浸透が図られている様子だ。そうそう、小金井市は公民館利用は無料である!

いずれの市も新たな施設の建設には公共施設再生の要素が入ることになり、それぞれに工夫と努力を重ねていて今回は大きなアイデアを頂戴した。課題はあろうが、小金井市が取組んだ市民を交えての出発にはエールをいっぱい贈りたい!(大塚恵美子)