バックラッシュを超えて市民主権のまちをつくる

2015年1月5日 23時13分 | カテゴリー: 政治を変える

365日の暮らしを取り巻く環境の「簡単便利」が加速し、年々、年が改まった正月らしさが薄らいできましたが、5日の月曜日は多くの方にとって仕事初めの日のようでした。
今年の活動は、生活者ネットワーク副代表の白石えつ子とともに「東村山・生活者ネットワークニュースNO.109」、「生活者通信No.280」の新年号を配布しながら、久米川駅頭の朝遊説からスタートし、本格始動しました。
設立24年を迎える東村山・生活者ネットワークの活動は、今朝も行きかう人たちとの出会いと会話があり、大いに励まされたスタートとなりました。
政治を生活を豊かにする道具として磨きをかけるために、活動していきます。

【バックラッシュを超えて市民主権のまちをつくる】

東村山市では「みんなで進めるまちづくり基本条例(自治基本条例)」と「議会基本条例」が201312月に同時に成立し、市制施行50周年の20144月に施行しました。

どちらも条例策定までに3年をかけ、議論の過程をオープンにしてきました。自治基本条例づくりでは、審議会で条例化の有無から議論し、条例化が必要という結論を得て、新たに策定のための審議会を設置し、無作為抽出の市民による1年半の「市民会議」で条例に盛り込む内容を議論しました。

市民に認められ使われるものでなければ条例は飾り物。PDCAの真価が問われますが、バックラッシュの流れの中での自治基本条例制定後も「事業評価」「東村山版株主総会」「ワカモノ会議」など無作為抽出の機会をつくり、第4次総合計画づくりに向けた市民参加の場を保障してきました。「こども議会」「14歳アンケート」などに生活者ネットワークの提案が光ります。

議会基本条例は策定までの会派を超えた議論そのものが議会改革でした。「日経グローカル」の議会改革度ランキングでは全国36位へ躍進しました。条例に基づき「議会報告会」を毎定例議会後に開催し、後半の意見交換会が活発です。委員会での議員間討議、市長サイドからの反問権行使、広報広聴委員会、政策研究会の設置も実現しました。議論してきた「通年会期制」も結論を出す時期を迎えることになります。

市民参加の実質的牽引力になるのが「条例」といえます。つくるも使うも協働でいく、これが東村山の作法として定着してきました。新たなる胎動の時期に居合わせた議員として、さらに磨きに参加したいと願っています。(大塚恵美子)

【生活者通信 No.280 2015.11への寄稿から】