桃の節句 改選前の一般質問を終えて

2015年3月4日 05時14分 | カテゴリー: 政治を変える

早いものです、春は弥生の桃の節句。そして改選前の一般質問が終わった。
226日から3月議会開会中。4月26日の市議会議員選挙を前に集大成として、9月には発達障害児支援、そして本日は「学校図書館の充実に向けて」「子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)被害者救済に向けて」「子どもの貧困対策にどう取組むか」を取り上げた。

議会での提案が実り、東村山市では201110月から市内小中学校22校全校に2校にひとり学校図書館専任司書が配置されたが、なんといっても兼任。1校に週25時間の配置にとどまり、勤務体制、勤務条件が問題だ。昨年、学校図書館法が改正され初めて「学校図書館司書」が法制化されたが、2012年度から5カ年財政措置された150億円の交付税を目的にそって活用し、一校ひとり体制の「専任・専門・正規」の位置づけを求めた。
調べ学習の定着や「学校図書館支援員」のバックアップや、市立図書館との連携の有効性を評価し、「第3次子ども読書活動推進計画」も絡めて迫ったが、司書配置の成果や、配置の課題は十分承知していても、すぐに各校一人の専任配置にはならない様子。子どもたちに活用される学校図書館の機能拡充のため、あと4年、諦めずに提案していかなければ。

「子宮頸がんワクチン」は、10代の少女たち340万人が接種し2500人を超す副反応被害者が出ているため、2013年4月に定期接種となった直後の6月から現在まで、積極的接種勧奨は一時中止となっている。
東村山市では昨年、市長が副反応被害者に謝罪を行ったが、市内には3人の被害者がいることを全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会として把握している。謝罪を踏まえ、ようやく「接種者全数調査」として任意接種時代の2400人の健康調査を予算化した意義は大きく、調査を実施している自治体の鎌倉市、大和市、茅ケ崎市、寒川町、碧南市、玉名市、合志市、国立市につづく調査となることを評価。
しかし、29日に公表された名古屋市が未接種の人も含めた本当の意味での7万人の「全数調査」を行うことから、当市でも調査対象者の再検討を求めた。
答弁から、任意接種時代の接種者が2216人、定期接種時代2カ月半の接種者は195人、積極的勧奨中止となった20136月以降今年1月までの接種者が43人いることがわかった。接種者全体では2454人となるが、未接種者を含めた接種対象者は5413人ということを確認した。明確でないとされる接種と副反応の因果関係の解明につながる「全数調査」を求めた。
また、国や製薬会社に被害者補償制度があるものの実効性に乏しい補償であり、自治体独自の治療費給付などの救済制度を横浜市、美唄市、恵庭市、牛久市が実施、そして碧南市でも実施されることを伝え、市独自の救済体制を求めた。このつづきは予算委員会で行うことを予告。

16.3%とされる「子どもの貧困」対策では、「子どもの貧困対策推進法」の制定、大綱の策定を経て、自治体では子どもの貧困にどう向かい合うか具体策を求めた。実態調査、京都府のような目標値を持った支援計画、審議会、生活困窮者自立支援制度などを含め、世帯丸ごとをみるグランドデザイン化を求めたが、歯切れ悪く具体策は獲得できなかった。
長年提起してきたスクールソーシャルワーカー(SSW)2名の配置が不登校対策として予算化されたが、後発だからこそ、機能するスクールソーシャルワーカーの配置、活用がされなければならず、専門性ある人選、学校の限界の中でのスクールソーシャルワーカーの位置づけ、権限を追求した。ともに課題を追求し信頼する佐藤議員、福田議員の「そうだっ!」の掛け声がありがたい。
川崎市の中学生殺害事件でも、SSWは配置されていても、学校が派遣を要請しなかったと報道されている。学校、保育園は事実を把握できる最前線であり感度が重要、SSWを配置しても、情報が提供されなかったり、役割が限定的であっては機能しない。不登校が主訴でもその中の要因を見極めることが重要であり、SSWを核に学校内外でのチーム体制をつくり、子どもをとりまく環境へのアプローチ、アウトリーチをし、環境整備、資源へとつなげ、解決に結び付ける機能を欠かすことはできない。
26市の対応として、最低限の専門性として社会福祉士、精神保健福祉士を条件としていること、教育センターを拠点とし派遣・巡回を行う方法と小平市のように中学校全校に一人づつ配置をする方法もあると伝えた。
また労働のグローバル化で外国人住民が増えている。20か国227人の16歳未満の子どもたちがいることがわかった。同じ課題があるはずで、その実態把握と困っていることへの対応を求めた。
よもや、スクールソーシャルワーカーを教員OBの配置などでお茶を濁すことは許されない。ここも再度、予算委員会で追及する。

100点満点とはとてもいかないけれど、伝えたいことは言い切ったか。答弁いれて1時間10分ほど。あとは、予算委員会でつづきを。

帰宅し、ちょっとお疲れさま、って感じで、おひとりさま雛祭り!(大塚恵美子)