憲法は王様をしばる法、あすわかの「憲法カフェ」開催

2015年8月29日 22時31分 | カテゴリー: 政治を変える

IMG_9552 (960x540)2007年から開催してきた生活者ネットワークの「平和の集い」。
戦後70年を迎えた8月29日は、世界に類をみない戦争の放棄をうたう9条を変えてしまおう、解釈改憲しようとする動きに向き合うためにも、あらためて「憲法」とは何か、その本質を共有するための学びの場「憲法カフェ」を開催。

講師は「明日の自由を守る若手弁護士の会」通称あすわかの種田和敏弁護士をお招きした。種田さんは「だけじゃない憲法」という著作のある弁護士で、自衛隊問題と、法曹養成(司法修習生に対する給費制廃止問題)にも精力的に取組む憲法カフェの常連メンバーだ。伊藤真弁護士に学んだ前回の憲法講座から、あすわかへのバトンタッチの集いとなった。

2013年12月特定秘密保護法成立、2014年7月集団的自衛権閣議決定、そして今年7月15日の衆議院での安保法案の強行採決など、立憲主義、民主主義の破壊が政権によって起こされようとしている。ターゲットの本丸は憲法9条であり、改憲草案も準備する自民党に立ち向かうための市民力をもっと強化しなければ。空気のようだと思っていた憲法を知って使わなければ。

IMG_9550 (640x478)世界平和を希求し、自由と平等を保障する日本国憲法って、具体的にどういうこと?「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和主義」それって毎日の暮らしにどういう関係があるの?失うとどうなるの? そんな疑問に応えてくれる憲法カフェに20人が集まった。

憲法が危機に直面している今だからこそ、わかりやすく伝えたい、との種田弁護士の思いが、パワポ紙芝居からも伝わってくる会となった。
今回の学びは、とにかく「憲法の本質は王様をしばる法」だということにつきるということ。憲法99条は「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」のだから。時の為政者、権力者に守らせる義務のあるルールが憲法であり、権力者をしばるルールを立憲主義という、ということ。

国民の声も憲法学者からの違憲判断にも耳をかさず、一番、憲法を守らなければならない人々が暴走し、憲法違反を行う、という憲法の本質を瓦解させる政権の違憲行為に断固としてNO!を突き付けなければならない。

参加者には子ども連れの人も、そしてパリからやってきた友人のAkiさんが。Akiさんは、フルートの演奏者で音楽セラビーも行う人だ。
さまざまな人たちのつながりも確認でき、へこたれてはいられない集いで元気回復!(大塚恵美子)